照れまん君の俳句歳時記 「雛祭」

   草の戸も住み替はる世ぞ雛の家     芭蕉
          
 一週間くらい前から、午前中に写真を撮ろうと家の廻りを歩いていると
保育園の子供たちの元気な歌声が聞こえてくる。
「     ♪ あかりをつけましょ ぼんぼりにー
    おはなをあげましょ  もものはなー   ~~ ♪   
 可愛らしい歌声に、思わず心が和んでしまう。
 この歌詞 をブログに載せようと調べてみた。
     
     「うれしいひな祭り
            作詞   サトウ ハチロー
           作曲         河村  光陽
 全部で 四番まである歌だった。
すべて、載せてみようとしたら、著作権の侵害になりますので、掲載は
出来ません、と書いてある。
これは仕方がない。
            
 三月三日は桃の節句。お雛様。
皆様はよくご存知なので説明は止めて、俳句を何句か載せてみます。
     花咲かぬ片山陰も雛祭         一茶
     旅人ののぞきてゆける雛かな   久保田万太郎
     仕る手に笛もなし古雛       松本たかし
     皆老いて雛の客とも思はれず     高木晴子
     雛の間月山の闇流れけり         黒田杏子
 どの句も、みんな素晴しい句ですね。
ほれぼれするような句です。
                            
            活ける前の桃の花をパチリ                             雛あられ
  俳句では「雛・雛祭」は春の季語
  雛 とだけ書くと二文字で語呂が悪い場合は、「ひいな」と三文字に書いても
読ませてもいい。
 雛人形の色々な人形が、みんな季語になりますので、言い換え、傍題が
沢山あります。
           
     我が家には男の子しかいなかったので、簡単な雛飾りしかしません。
では、最後に私の拙句を・・・・。
    灯を消せば三人官女しゃべりだす    照れまん
                   
            
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カテゴリー: 俳句・生活 パーマリンク

照れまん君の俳句歳時記 「雛祭」 への6件のフィードバック

  1. Pu'uwai より:

    くくー   三人官女って。。。。。  fuさんと puさんと 離さん のことでしょうか?
    そう言えば、どなたもよく喋りますよね。 とりわけ、誰かさんなんか一人突っ込みして、また、喋ってますからね。
    わかり易い句ですねぇ~。
     
    わかり難い句が、 『雛の間月山の闇流れけり』  これどういう状況をよんでいるのでしょうか?

  2. fujim より:

    ひなあられ~! 我家ではこれを買うだけで、8割はおひな様の雰囲気をカバーしていましたねぇ。大地の草色・健康、 雪の白・清浄、 桃の花のピンク・生命力、女性らしさ?魔よけ? この色合いがいいですねぇ。ただこの組み合わせがきれいだからセットになってるわけではありませんと、 テレビでいってました^^。ウチにも小さなお雛様があるにはありますが (女の子二人ですからね)、 もう何年も姿を見ていません。 どこかに隠れています。 探すのが面倒ですので、 照れまん家のお雛様で楽しませてもらいます。うーんそうかぁ、もぉう、お雛様ですね(今頃やっと頭に入ってきた)。  いかんいかん、季節を敏感に感じ取っていくようにしないと、ホントにボケてしまいますね。  その季節その季節を感受して、、、俳句の心でもある^^。最初のお雛様は木で出来てるんですか? とってもかわいっ! 見てるだけで和みます。 顔までがつい笑みになるおひなさましゃべりだした三人官女の声が聞こえてきました。 「ちょっとぉ、今のひといい男だったねぇ。今度会ったら色目使ってみようかしら。」アランドロンもすてきでしたね~。  いい年を取っておられるのを見ると惚れ直しますね。  こんな人だったんだーとちょっと感激しましたよ。 映画以外で見たのははじめてでしたからね。 照れまんさんも見てたというんで話しやすくなりましたよ。へてからアランドロンと照れまんさんは似てますねぇ、、似てる似てる。  ほら、お客に呼ばれてご馳走してもらってるのに、「おいしいけどこれは本物じゃありません。」ってきっぱり言うところ。 ね?^^。  気持くすぐられます。 そしてお二人とも、一言も不平は言わないんですね。 聞いてるだけですよ^^。自然体の真の自分だけがチカラ、好きなことをしてるのにくよくよしたり、不平を言ったりしてはおれないって言ってましたね~。お、また長くなる。 おわろ。

  3. fujim より:

    あれっ、だれ? こそっと来て、ダレのこと言ってるの~!その句は私も解説願いたい。

  4. 照れまん より:

        Pu`wai さん  Fujim さん こんにちは
    いつも見て下さって ありがとうございます。
    ☆ 雛の間月山の闇流れけり   黒田杏子    ひいなのま と上5 は読みます。
    黒田杏子(ももこ) 氏は 昭和13年生まれ。モンペルックと言うのが有名な俳人。モンペルックと言うのは、環境にやさしくて、母親の形見の和服や、自分の着なくなった古い着物などをモンペに仕立て直したもの。どこへ行くのも、このスタイルです。
    東京女子大卒。博報堂勤務。編集長まで勤める。仕事をしている時は、パンタロンやパンツルックにハイヒールで、颯爽と肩で風を切って歩いていたと言うキャリアウーマン。
    大学時代に俳句を習っていたのに、就職して止めてしまっていたようです。自分の中では続けていたいたのでしょうけど・・・・。その後、30歳をすぎて俳句をもう一度始める。40歳をだいぶ過ぎた頃に、モンペルックを知り、以後は会社の中でもモンペルックを通したそうです。
     
     さて、この句ですが、これは月山の見えるお宅に招待された時にでも、詠んだのではないでしょうか。月山が何県なのか、東北の方はよく解りませんが・・・・。とにかく其処のお宅で晩御飯をご馳走になったのでしょう。お雛様が綺麗に飾ってある。
    夜になってしまい、外を見ると 昼間はっきりと見えていた月山が見えないのですね。ただ、その瞬間を詠んだだけの句です。
     
    ところが、下五に「闇 流れけり」と使われています。本来なら闇に覆われたとか、闇に包まれたとか、闇が広がっている、と書きますよね。
    闇が霧のように流れているといっても、闇なので見えるはずもありません。
    どうやら、其処にたたずんでいる、時間経過が詠まれているようです。それが、流れけり のようです。
    子供の頃に見たお雛様。未来が明るくて希望に満ち溢れていました。何も心配などすることもありませんでした。
    ところが、昼間見えていた月山がまったく見えなくなってしまったように、年を取ると先は見えないのですね。お雛様といっても、先には闇が広がっているだけです。もう明るい未来などはありません。先のことは誰にも見えません。ただ解っていることは、いずれ終焉が来るということです。
    月山は見えなくなっても、其処にあることはわかっています。自分の志した俳句の道は先は見えませんが、とにかく其処には先達がおり、俳句があるということはしっかりと解っています。
    見えない道だけどその道を進んでいくしかない、わけです。
    お雛様を喜んでいた子供の頃のような無邪気さにはもう戻れませんが、闇の中は何も見えなくても、将来、未来をしっかり見据えて、若い頃の志を忘れないように生きていこう・・・・・。
    「流れけり」・・・・、どんどん時間は過ぎていっているのですから、今の一瞬を大切に、しっかりと心に刻んで忘れないように、・・・・。
     
    そんな風に詠んでみてはいかがでしょうか。

  5. Pu'uwai より:

    有難う御座いました。
    照れまんさんの解説ですごくよくわかりました。
    「日暮れて道遠し」 でしょうか、日本人って生真面目ですね。
    ここかしこに、精進が出てくる、がんばる日本人って一昔前の言葉かなぁ~。
    時に、人を追いつめますね。
    私は、 人生なんて、comme ci comme ça (コム シ コム サ) こんなもんさ 
    すっかり諦めてしまいました。
    でも、こうしてブログ友と息のあった交流ができる今が楽しい。 ありがとう。
     
    fuさん、誰でしょうねぇ? わかるような気がしません?

  6. Pu'uwai より:

    照れまんさんちのお雛様かわいい。
    手作りの縮緬の着物はお母さんが縫われたのですか。
    以前も縮緬の干支を飾っておられましたね。
    fuさん、うちも出さないよ。 だって娘がお嫁に行っちゃたら寂しいもん。
    ホントはね、例年お内裏さまとお雛様だけ出していたけど永久に出せない物置のどこかに入ってしまったの。
    区画整理でとにかく入れたからどこにあるんでしょうねぇ。
    以前の押入れはもう家ごと無くなってしまったしね。

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