照れまん君の花 「ヒメヒオウギズイセン」

「 姫檜扇水仙 」 

我が家の庭から畑の方に、ヒョロヒョロと2~3本咲いている。
以前より、あちらこちらにチラホラと咲いているのを見ていた。
ところが、最近は ドヒャッ と群れになって咲いている場所がある。
きっと、誰かが植えたのに違いないと思うのだがよく解らない。

(1)  ヒメヒオウギズイセン    2011 07 09

ヒメヒオウギズイセン・姫檜扇水仙 とは 何とも ややこしい名前。
似たような名前の植物を探してみると、「檜扇」・「檜扇菖蒲」・「姫檜
」・「檜扇水仙」 などが見つかる。
なんだこれは??と言う感じ。色々な言葉を寄せ集めたような名前。
姫 と言うのは可愛らしいとか美しい小ぶりなものと言う意味だろうと
推察できる。
姫檜扇水仙 と言うからには、古くから日本にある花かと思ったら、
どうやら違うようだ。

(2)  2010 07 16

 被子植物門・単子葉植物綱・ユリ目・アヤメ科・クロコスミア属
ヒメヒオウギズイセン  

学名 : Crocosmia × crocosmiflora
和名 : ヒメヒオウギズイセン  姫檜扇水仙
英名 : Montbretia
別名 : クロコスミア  又は モントブレチア

学名の × は、掛け合わせたということ。
南アフリカ原産の 「ヒオウギズイセン」(クロコスミア属の1種)と
「ヒメトウショウブ」(モントブレディア属の一種?)を属間雑種、いわ
ゆる交配により新しく作られた植物と書かれている。

フランスで交配されて作られたようなので、ヨーロッパ原産になる
ようだ。
学名の Crocosmia は ギリシャ語の Krokos(サフラン) と 
osme(香り)から。この花を乾燥させて湯に浸すと、サフランの香り
がするので、そういう学名になったそうだ。

色々サイトを見ていると、どうも記述に違いがあるのが気になって
来た。属間交配と言う片方の属がマチマチなのです。それで、イマ
イチ納得できないので、もう少し調べてみます。

(3)   2011 07 09

 続きを、もう少し詳しく書いて見ます。

1879年、フランスのビクトル・ルモアール(Victor Lemoine)さん
によって、掛け合わされて作出された。
それで、ルモアールさんが、植物学者のコクベール・ド・モンブレさん
(Coquebert de Montbret) に因み、Montbretia モントブレ
チアと名付け、それが後に モントブレチア属という 属の名前にも
使われるようになった。
それがずっと後に クロコスミア属 という名称に変わった。

掛け合わされた二つの花を書いて見ます。
①ヒオウギズイセン Crocosmia aurea 南アフリカ原産の花
 クロコスミア属は熱帯アフリカに6種分布。その中の一つ。 
②ヒメトウショウブ  Tritonia pottsii  南アフリカ原産の花
 ヒメトウショウブは調べても殆ど出てこないので、よく解らない。
 トウショウブ 唐菖蒲 はグラジオラス属で和名がトウショウブ属ら
  しい。
 ヒメトウショウブ はグラジオラスの一種と書かれたものもあります。
 グラジオラス属の他に、前の記述で書いたモントブレチア属、又は
 クロコスミア属、トウショウブ属、ヒメトウショウブ属、トリトニア属など、
 色々な記述があってどれが正しいのか素人には全く解らない。
 ヒメトウショウブでは解らないので、Tritonia pottsii で調べると
 横文字のサイトが沢山出てきて、この中にそっくりな植物が出て来
 ます。
トリトニア属 を日本語では何と言うのか、よく解りません。あるサイト
にトリトニア属;ヒメトウショウブ属 と書かれている。またあるサイトに
は、クロコスミア属ヒメトウショウブと書かれているので、どれが正しい
のか解りません。
トリトニア属は 熱帯・南アフリカに30~50種はあると書かれていま
すので、その中の一種かと思います。    
 それで、素人ながら、トリトニア・ポッツィーと言う種が、片方の植
物では無いかと判断
する次第です。属ははっきりとは解りませんが
一応 トリトニア属 としておきます。
(英語のサイトを調べると Toritonia pottsii、ヒメヒオウギズイセンと
思われる写真もありますので注意です)

日本には、明治時代中期、1890年頃に渡来ではないかと書かれて
います。ということは、作り出されて僅か10年ちょっとで、日本に移入
されたということでしょうか。

(4)   2011 07 09

 檜扇 は 宮中で使われる木製の扇。
檜の板を薄く削り、揃えて並べて作る。これによく似た植物がある。
葉っぱが薄く重なる所が似ていることから 「檜扇」。
地下の球根が水仙に似ているから、「檜扇水仙」。それに似て小ぶり
なので、「姫檜扇水仙」。ややこしい名前の付け方である。
但し、姫檜扇水仙は、球根ではなく、正しく言うと、球茎だそうだ。

(5)   2011 07 13

 花びらは6枚。やや小ぶりな外花被片3枚(萼にあたる)と、
重なるように少し大き目な内花被片3枚(これが本来の花びら)で
出来ている。
雄蕊は3個。雌蕊に当たる花柱は3裂 と書かれています。

(6)  2011 07 09

植物というのは、調べれば調べるほど、深みにはまって解らなくなる。
この花は日本に古くから生えている花なのかと思ったら、130年くらい
前に、2種類の花が掛け合わされて作り出された。
その花の元の種となるととても難しくなる。
日本語訳の種名や品種名の有るものと無いもの。それから名前や
属名が変わっていたりで、とても難しい。

(7)    2011 07 13

もう一度、ヒメヒオウギズイセン を簡単にまとめてみます。

1789年頃フランスで、アフリカ生まれの2種類の花が掛け合わされて
作り出された。
① アヤメ科・クロコスミア属 Crocsmia aurea クロコスミア・オーレア
② アヤメ科・トリトニア属  Tritonia pottsii  トリトニア・ポッツィー
この2種類の、わりと似た感じの花が掛け合わされて作り出された。

こういう事だろうと思うのですが、如何せん素人なので、ここまで書いた
記事は間違っているかも知れません。
その節は、何卒ご容赦を。正しいことを教えて頂ければ、すぐに書き直し
ますので、ヨロシク。

(8)   2011 07 09

この花の名前、ヒメヒオウギズイセン をカタカナで読んだ時、てっき
り 緋扇 かと思いました。
花の緋色、そして花の付き方が、扇のようにきれいに並んで咲き、
小ぶりなので、姫・緋扇かと思ったのに・・・、違ってました。

真夏に暑苦しい緋色の色が咲く花だなあと思っていたら、やはり熱帯
アフリカの色だったのですね。
姫檜扇水仙 しっかりと憶えました。

姫檜扇水仙 は 俳句歳時記には載っていませんが、「檜扇」 の方
は 夏の季語  に掲載されていますので、又の機会に載せてみた
いと思います。

 

 

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照れまん君の花 「ヒメヒオウギズイセン」 への8件のフィードバック

  1. fujim より:

    ほほぉ、赤い花火と一緒に赤い花が揚がりましたね^^  こんにちはー
    私も緋色の扇のような花と思っていたのですが、 どの写真もその緋色そのままの色にきれいに撮れていますね!!
    (8)のように空に透かして撮ると、蕾をつけた茎は独特で、空のキャンパスに描かれた造形に見えます。  蕾から花まで、とてもあでやかで檜扇の名にふさわしい、、、 ただ水仙と付くのがねぇ^^ どこが? 球根が・・・・ そんなん沢山ありますよねぇ。

    それにしてもよく調べてますねぇ! 今までにも増してというか、今まで同様というか、、、!!  写真も、アップ、全景、どれも手抜きなく目が行き届いていてすばらしいです。  元気をもらおう っと^^。

    私はどうしてもこの花を見ると、子供の頃に裏に沢山咲いていた花を思い出すのですが、グラジオラスを少し質素にしたような花と思っていましたが、見るとこの姫檜扇水仙にそっくりなんです。  「クジャクソウ」 と呼んでいましたが、 ネットで調べてもキク科の全然違う花しか出てきません。  ??イッタイあの花はどうなったんだろう・・・・あの花が進化したのかしらn ぶつぶつぶつ

  2. 照れまん より:

    fujimさん こんにちはー
    どうもどうも です。
    クジャクソウ 孔雀草 って どんなんでしょうね??
    グラジオラスを 質素にしたよう、 と言うと  ワソトニア と言うのがありますが、こちらは ヒオウギズイセン と呼ばれているようだし・・・?解りませんネエ??

    ところで、「お気に入り」 と言うのが 左上にありますよね。
    その横に 「お気に入りバーに追加」 と言うのがあって、よく解らずにクリックしたら、その横に 同じものがズラズラ と並んでしまって、今 六つ 同じものが並んでいるのですよ。
    こいつを どうにか 消したいんだけど どこをどうやっても消えないんです。お気に入りの削除 とか 整理 と言うのが以前あったのに それが 無いんですよ。
    困っているワケではないのですが 何となく うっとおしいんですよね。
    もし、削除の仕方が解ったら 教えて下さい。では・・・・。

  3. fujim より:

    もしもし、ご隠居様 「シャッターの押しすぎでブレルんだと思います。」? 違いますネェ
    ブレルのは三脚を使ってないからでっしゃろ。  花火モードや夜景モードでは、シャッタースピードが1秒も、2秒も、3秒・・・ かどうかはカメラによるかもしれませんが、 遅くなることは確実です。  花火の写真は言われたとおりにすれば、誰でも同じように撮れるものでンがな。  私の経験では5秒が無難です。  5秒間、カメラを持ったまま微動だにしない自信があれば三脚はなくてもまぁ・・・・ーー。。

    あれ、そんなことは訊いてない? そうでした、 「お気に入り」の横ですね。
    クリックしていっぱい並べて遊んで、いらなくなったらほれ、いつものアレです。
    削除したいブログ名の上で右クリック、出てきた中から「削除」、これで消えましたよ。
    もし、それでもダメならもう一度状況を教えてくだされ。 

    それから、 「お気に入りの整理」 は 「お気に入り」 の文字をクリックすると下にずら~~っと出てきますが、その一番上 「お気に入りに追加」の横の ▼ をクリックすると出てきます。
    それから、 写真(3)の下 3行目に  「によって」 が二回出てきます。  アホ、そんな小さいことを気にするな! はいはいはいそうでしたね^^ゞ

    • 照れまん より:

      fujimさん こんにちはー
      お気に入りの整理  出来ました。右横に並んでいるのは 右クリックなんだ。
      お気に入りのバーに追加 を削除出来ました。こうなっていたんだね!! 
      右クリックは 使ったことが無いもんで・・・・。

      我が家に 三脚は 三本 あるのに、どれも 二脚 なんですよ。
      二脚 だったら 2本足でしっかり構えて撮るのも 変わらんやろう ってな感じですよ。
      だから、しっかり2本足で踏ん張って カメラを高く上げて撮りました。
      二脚は出すのが面倒くさいのでね。

      姫檜扇水仙の写真ですけど、1枚目は レンズの蓋がしっかり開いてなかったようで、左上に
      ややフタの影が出てしまいました。写真をはめこんだ後で気が付いたのに、入れ替えるのが面倒なので、そのままアップしました。
      2枚目は やや気に入っているのですが・・・。
      8枚目は 何枚も撮って やっとこれです。

  4. haw小太郎 より:

    こんばんは^^。

    この花も和佐を歩いているときに見たような・・
    7月頃ならもう咲いてないよね~??
    私も気が止まれば花も撮るんだけど、こんな派手派手な花は撮りませんね~^^。
    いやいや、照れまんらしくていいんじゃないの。青空をバックに大胆な花の構図は照れまんらしい写真じゃ!

    それにしても良く調べてますね~fuさんに続いて感心じゃ~~@@
    私も斜めに読みましたよ~??頭に入ったかどうかは??ですが^^。
    何気ない一つの花から、その由来を探る作業は大変と思うが、好きな事なら苦にはならんよね~^^。

    ヒメヒオウギズイセン・・またどこかでこの花見たら、「あ、照れまんの花じゃ!」と気がつくと思うよ^^。

  5. 照れまん より:

    小太郎さん こんにちはー
    Naoチャングム に 花火を褒めて貰って すっかり チャン・ドン・ゴン になりかけの タンスにゴンの照れまんです、と言うといて!
    いやいや~、こんな長い記事は 誰も読まないよ~と思いつつ・・・・。
    人の記事だったら絶対に読まないだろうなと自分でも思いますよ。

    姫檜扇水仙 って ややこしい名前ですよね。ワタシだったら「姫緋オウギでんねん」 と言う名前を推薦するけどね。

    ところで、夏は ノートパソコンが物凄い熱を持つね。割箸を下に入れていたんだけど、それでも 下の台まで熱くなっている。それで、一時間以上は使わないようにして、45分くらい使うと 15分休ませている。
    しかし、割り箸じゃどうも隙間の広さが足りないような気がして、今は 使い古しのカセットのケースを4個、パソコンの下隅に置いて 高くしている。
    これで、少しは放熱が良くなったような気がするんだが、どうだろうね。
    貧乏人の家は クーラー なんて無いし、扇風機も無いんで、手風琴状態よね。
       「団扇 で内輪もめ!」 ナンチャッテね☆

  6. Pu'uwai より:

    この花はとても撮り辛い花NO1と思いますが、綺麗に撮れましたね。
    私は、昨年何度も撮っては、ボツの山でした。赤い色は色飽和して滲み易いし、
    陽射しが強いと黄色が乗ってしまう。 
    照れまんさんの写真は鮮烈な赤でシャープ 素晴らしい写真ですね。
    増えるよねぇ~。 増え過ぎて抜いてもその辺に放っておけばそこから又増える。

    PCは暑くなりますね。ノートにしてからは小まめにシャットダウンしてます。
    花火遅ればせながらやっとupしました。よかった見て下さい。
    照れまんさん花火撮る時に部屋から狙うなら窓枠とか本とか台に乗せて固定して
    シャッタ-だけ押すようにしたらどうかしら? 二本足で息をとめて踏んばるより
    手振れがないと思うけど、、、、、、むにゃむにゃ 
    IXYの花火モードは2秒だから、なかなかシャッタ-下りない。SDカードに書き込み
    処理が終るまで、次々にシャッター押しても写らないでしょう。
    押しても無理なものは無理と、ゆっくりの一呼吸置いて次のシャッター切ってね。

    久々にwriterからブログの下書き保存して、あの小さい枠で再編集しました。
    飛び上がらなくなりましたね。改良されてました。

  7. 照れまん より:

    Pu’uwaiさん こんにちはー
    この花は ヒョロ~ と咲いているので 写真はまとまりにくいですね。
    わたしも 何度も何度も 撮り直して やっとです。

    それから、ワタシのカメラの「花火モード」のシャタースピードを調べてみました。
    説明書 と言うのは どうしてこう解りにくいのかと あきれます。探して 探して やっと見つけました。
    どうやら 4分の1秒 と 2秒が あるようなんですけど、どちらがどうなのかは書いてありません。
    カメラが 光の強さで 自動的に 選んでくれるのでしょうか。??
    ワタシが 撮った感じでは たぶん 4分の1秒 の方ではなかったかと 思います。これはただの感です。
    2秒は しなかったように思いますので、だったら こっちだろうという感じです。
    取説 には 花火モードの 秒数のことは何も書いてなくて、ただ 三脚をお薦めします とだけ書いてあります。

    WP は少しは改善されているでしょう。でもまだ バックスペースを 使うと 書いた文章全体が消えるのは解消されていません。
    フルスク で 記事が消えると 記事が復元できなくなる時があるので、又 元に戻して、過去の下書きに行くのは 超面倒ですよね。それで、殆ど フルスク は」使わずに 書いています。
    小さい奴だと 右上の ニョロ で 文章が復元できるので まだ マシですね。

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