照れまん君の花 「マツバウンラン・リナリア・金魚草」

植えたことがないのに、庭に勝手に生えてくる花二種。
雑草のような、園芸種が野生化したような、とても似た花を二種載せてみます。

(1) マツバウンラン                (2) リナリア

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とてもよく似ている花なので、同じ花の色違いかと思っていたら全然違うようです。

先ずは、  《マツバウンラン》 

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マツバウンラン

シソ目・オオバコ科(ゴマノハグサ科)・マツバウンラン属・ マツバウンラン

学名 : Nattallanthus canadensis 
シノニム : Linaria canadensis (L) Dum Cours 
英名   : Canada toadiflax

原産 : 北アメリカ   学名にカナダの名前が入っています。
帰化植物。日本では1941年京都市伏見区で確認されたのが最初。今では野生化している。

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我が家の庭に、ひょろひょろと 生えて野生化しています。
背丈は30~40㎝で、花はとても小さく、5mm~1cmくらいしかない。
細いので僅かな風に揺れて、何とも撮りにくい花。

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マツバウンラン でした。

この花とそっくりな形をしている花で リナリア があります。初め見た時、同じ形をした花なので、同じ種類の色違いの花かと思ったら、全く違うのですね。

次は、  《リナリア》

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マツバウンラン と 花の形がそっくりでしょう。

下の写真は、たぶん  「リナリア・ビパルティータ」

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オオバコ科(ゴマノハグサ科)・リナリア属(ウンラン属)   リナリア 
    
 リナリア は属の総称なので、種名、品種名は沢山あります

学名 : Linaria bupartita  リナリア・ビパルティータ
      Linaria はリナリア属  ギリシャ語の Linon 亜麻が語源 
      亜麻から取る繊維をリネンと言うそうです。

英名 : Clovenlip toadflax  ( Spurred snapdragon と書かれた物もあります)

原産 : 北アフリカ スペイン・ポルトガル地方にかけて
明治末に渡来。

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リナリアは、日本名で 「姫金魚草」 

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そこで、次に 金魚草 を載せてみます。

下が、 「金魚草」

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リナリアに比べると、相当に花が大きくて、4倍も5倍も大きな花です。
金魚草はほとんど花壇の中でしか見たことがないので、あまり野生化はしてないようです。

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  シソ目・オオバコ科(ゴマノハグサ科)・キンギョソウ属 
   キンギョソウ  金魚草

学名 : Antirhinum majus 
       アンテリウム属 は キンギョソウ属 のこと

英名 : Snapdorgon       Snap は噛みつく そこから、蜜蜂などが花に付くと、
        まるで龍に呑みこまれるように見えることから、スナップドラゴン とか。

原産 : 北アフリカ

もう一度、元に戻します。
下の写真は リナリア。

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マツバウンラン、リナリア、金魚草 を調べると、どれも 「ゴマノハグサ科」 と書かれた物と 「オオバコ科」 と書かれた物が渾然として現れるので、どちらがどうなのかよく解らない。
属も リナリア属 や ウンラン属 など 洋風に書かれた物と、日本風に書かれたものがあり、とても解りにくい。

そこでまず、ゴマノハグサ科 と オオバコ科 について書いてみます。
植物の分類体系は、色々あるようなのですが、その中から普通に使われている代表的なもの三つを載せてみます。

① 新エングラー体系・・・これは、1880年代頃より纏められた古典的な物。学校の植物図鑑などの古い本はほとんどがこれ。直感や見た目で分類されているので、非常に解り易い。
② クロンキスト体系・・・これは、1980年頃、クロンキストさんが、雌蕊や雄蕊の進化の過程を考慮し、細かに観察して纏められた物。
③ APG体系・・・Angiosperm Phylogery Group の略。これは、1990年以降、現在進行形のもので、遺伝子工学の進歩により、DNA解析による最も科学的な最新の研究によるものです。まだ纏められている途中な
ので、すべてが解析され分類されているわけではありません。

これらの分類が渾然としているために、非常に混乱しているようですが、いずれは APG体系 になるものと思われます。
そういうことで、今回の三種類の花は、以前、 「ゴマノハフサ科」 だったものが、新しいAPG分類体系により、「ゴマノハグサ科」→「オオバコ科」 に移動されたのではないかと思われます。

1番目の花、マツバウンラン は  マツバウンラン属 で北米原産。
2番目の   リナリア     は  ウンラン属 で アフリカ・地中海地方原産。
3番目の  キンギョソウ   は  キンギョソウ属 で 北アフリカ原産。
ということで、三種類の花は「」が違うので別物と言うことになりますが、「」が同じなので、近縁種 と言うことになるようです。原産地も1番目は北米で、あとの2つはアフリカと違っています。

最後にもう一度、初めの2種類の花。
先ずは、マツバウンラン

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続いて、リナリア

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「リナリア」 ← は以前載せたことが御座います。よろしかったら、ご覧下さい。

私は植物学者ではありませんので、記事の中に間違いがありましたら御免なさい!と謝ります。一応かなり調べてはいるのですが、何分素人ですので・・・・。そこんとこ ヨロシク・・・。

そういうことで、今回は オオバコ科の似た花を三種。
マツバウンラン、リナリア、金魚草  を載せてみました。

◆          ◆         ◆

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照れまん君の花 「マツバウンラン・リナリア・金魚草」 への7件のフィードバック

  1. ふじ より:

    こんにちはー
    マツバウンラン、素晴らしいですね!! あんなにふらふらする花なのに・・・
    ピントもバックの処理も光も、とてもきれい(^^。

    このところずっと、俳句を詠むふり^^?をすることで気持を和ませてきてる私としましては、「ワイワイ句会をありがとう!」です。  皆さんすぐにポンポンできて羨ましい! 新しい人からの投句も増えて嬉しいですね。  皆さんの句や、コメントで言われてることを読ませてもらうだけで、とても勉強になります。

    一期生の私としましては選句だけでもと思っていたのですが、級長Pu姉に発破を掛けられて・・・・(^o^ゞ  オ~イそんな言い訳はイラーン!><; 大変遅くなりましてどぎまぎしてるわけです。
    でも小太郎さんも、とりあえずの一句ということのようだったので、まだ出てくるはず・・・ですよね? まだ一週間も??ありますし(^^;;
    ということで、次の3句で よろしくお願いします。
       1 遠ざかる轍の音や五月雨      ふじ
       2 泪梅雨草抜いてみる濡れてみる    ふじ
       3 梅雨の星どうでもいいさそんなこと   ふじ

    照れまん先生はいつものようにこれから大変な作業ですね。
    寒暖の差の大きい大島、油断して無理されませんように~~☆

  2. 照れまん より:

    fujimさん こんにちはー
    出ましたねー、お待ち致しておりました。
    三句 大事に預からせて頂きます。
    皆さん、もう出揃ったようなので、ぼつぼつ 纏め始めんといけませんね。
    力作揃い で楽しみです。
    雨にも負けず、風にも負けず・・・。
    私は 雨に負けて、風邪に負けて・・・、と言うところですが、なんとかやっています。
    fujimさん も お体にはお気を付け下さい。
    では、結果は また暫く・・・・。

  3. Pu'uwai より:

    おお! fuさん出ましたね。
    真打ち後から登場 しかもしかも、ごっつう作風が変りましたね。
    いつものあれじゃ、あれ、、、、あれじゃ分らん(p_-) ぺっ  つまり、その、理詰めで積み上げたような作風から一気に心情派になってますね。わちきのやっつけ俳句といい勝負じゃ。これなら隠れMV珍も狙えるよ。
    3 梅雨の星どうでもいいさそんなこと   ふじ  これなんか最高パチパチヽ(^。^)

    しまった。写真を褒めるの忘れてた。
    照れまんさん、どの花もズームで背景をうまく処理してきれいですね。リナリアの紫色 一つ間違うと青くなってしまうけど元の花の色を捉えてますね。マツバウンランも元の色と同じに撮れてますね。この撮り方を望遠マクロと言う人もいますが、これが出来るとマクロレンズ無くても十分遜色のない写真が撮れます。腕上げましたね。

    • 照れまん より:

      pu’uwai さん こんにちはー
      天岩戸の前で pu’uwaiさんが フラを踊ったから、何事かと fujimさん が顔を覗けましたね。
      ありがとう!
      fujimさん も ついに この境地に達したかと言う感じで、いい俳句を投句されましたね。
      ぼつぼつ、このあたりでまとめ始めないといけません。
      今回は、「天」を選ぶのが 難しくなりそうです。

      写真は、相変わらずの Pオート ですが、 一度ノーマルの純正レンズにしてみようかと思うのに、これが便利で外せません。
      pu’uwai さんに お褒め頂き 光栄ですよ。ありがとう!
      pu’uwaiさんも 上高地 いい写真がいっぱい撮れましたね~。次が楽しみです。

  4. saganhama より:

    (‘-‘*)オハヨ♪ございます。
    オオバコとは似ても似つかぬ花なのに科は同じなんですか!属が違って科が同じ・・・動植物の分類方法の基本が分かってないので・・・????(苦笑)
    最近撮られてる画像はデジイチの特徴を充分に生かされていて、背景を綺麗に暈す技を習得されたという感じがしますよ。
    ワイワイ句会の一期生登場!!!これじゃないとねぇ~~~(^◇^)

  5. 照れまん より:

    sagahama さん こんにちはー
    植物って 本当に 不思議なことだらけですね。
    基本になる科 はどうやって決めているのでしょうねえ??
    薔薇科 とか キク科 とかは 有名なので、これを基本にしよう! なんてことでしょうか??
    竹 なんかは 以前読んだ時には イネ科 と書かれていました。どう見てもおかしいでしょう? と素人は思うんだけど、花はそっくりだと言うんですからね。
    学者さんの考えることですから。
    でもさすがに最近は 竹 は 竹でしょう と イネ科から 独立されるというのは読みましたけど、その後どうなっているのか・・・・???
    植物の研究は やればやるほど 面白いでしょうね。
    最近、遺伝子の研究により 蜘蛛 からとった繊維で服を作ったというのが話題になっていましたね。あれを見た時、素人の私なんか、ネチャネチャ 引っ付かないの??と思ってしまいました。

  6. kgarden より:

    近くの川の植え込みにいっぱい咲いていて、よく見るとリナリアにそっくりで超小型。それで検索したらこのページに来ました。マツバウンランと云う名で、ウンラン属と分かり有り難うございます。ウンランも植えているのでなる程と思います。多分河川敷の工事の時土に付いて来たのか片側にだけ延々と今咲いています。

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