照れまん君の第五回ワイワイ句会「梅雨」の巻 結果発表

『第五回ワイワイ句会兼題「梅雨・五月雨」 結果発表』 

皆様、大変長らくお待たせ致しました。第五回 ワイワイ句会の結果発表を行います。
まずは皆様の御句を掲載します。右端の数字は、互選による投票数です。

1、  梅雨まぢか萌黄の新芽天をつく      ぷうばい 
     (木々の新芽が天を目指して伸びようとしている。梅雨が待ち遠しい)

2、  石狩の空低くして梅雨来たる        e友      ①
     (北海道には梅雨がないと昔聞いた。最近は日本が亜熱帯に近づいたので、
      梅雨前線も北上し北海道にも梅雨が)

3、  梅雨時はクリーク溢れ鮒を獲る      saganhama 
     (これは佐賀平野のよう。穀倉地帯の雄大さと梅雨時の楽しい思い出)

4、  五月雨や浮葉に踊る水の珠      39ギター    ②
     
([睡蓮の葉っぱの上の雨粒。まるで生きているように、弾けたり動いたり踊っている)

5、  とりどりの傘の流るゝ梅雨の朝      medaka   ③    
     (原句、「通学路色鮮やかに傘の列」 季語が無かったので、季語を入れて・・・。       
      それで、道路を川に見立てて、傘にも動きを加えてみました

6、  梅雨寒の水泳授業日思案顔        kerocat 
     (梅雨の季節は水泳授業があるかどうか、親御さんも気になる)

7、  半年の憂いを流す梅雨の入り      りう 
     (何か大変なことがあった?それから半年。ぼつぼつ立ち直ろうと)

8、  五月雨に弾けて嬉しランドセル     nao      ⑦
     (お子さんかお孫さんか?小雨の中に駈け出している元気さ)

9、  ままならぬ三味の音色や梅雨のころ   cosmos  ① 
     
(梅雨時の弦楽器は、鳴りが悪くなったりトラブルが起こったりで困りもの)

10、 遠ざかる轍の音や五月雨        ふじ     ①
     (誰かの車を見送っているのか?通り過ぎる車を見ているのか?
      この句では五月雨は さつきあめ と読む)

11、 死の淵を歩く恐さよ梅雨の土手     照れまん
     (梅雨時の水嵩が増した川、流れが速くなっていて恐ろしさを感じる)

12、 青き梅雨太古の森に奔り水       ぷうばい
     (上高地に行かれての作。太古の森、奔り水 など言葉がとてもいい)

13、 よさこいの紅き化粧や梅雨明ける    e友     ③ 
     (よさこいソーランのダンスが流行っている。派手な化粧と躍動感に梅雨も去った)

14、 五月雨が流るる川に登り鯉       saganhama 
     (水嵩の増した川を鯉が登って
いる。やがて登竜門を過ぎると龍になる)

15、 梅雨晴れや長靴うれし水たまり     39ギター   ②
     (子供は水たまりが大好き。そこで遊び始めるとびしゃびしゃに・・・)

16、 ベランダに降り込みし梅雨薔薇笑みて   medaka 
     (ベランダに薔薇園。梅雨の雨が当たり嬉しそう)

17、 亡き友と語り合う日々梅雨篭り      りう     ①
     (親友を亡くした。自分の心の中にはいつまでも生きていて話をしている)

18、 梅雨上がり水たまり蹴る孫三人     kerocat 
     (孫さんが3人もいるのが羨ましい。キャーキャー言いながら遊んでいる)

19、 ひっそりとつぼみあじさい梅雨を待つ     小太郎   ②
     (アジサイには雨がよく似合う。もうすぐ梅雨だけどなかなか降らない)

20、 梅雨空にせめてや傘を花柄に     cosmos     
     (うっとおしい梅雨。今日はパッと花柄の傘で出掛けるぞ)

21、 泪梅雨草抜いてみる濡れてみる    ふじ       
     (悲しいことがあった。でも、じっとしていてはいけないと思い庭に出てみる)

22、 コラールの望み喜び梅雨明ける    照れまん    
     (コラールは讃美歌と訳される。バッハの教会音楽『心と口と行いと生活』の中の
      一楽章。梅雨明けの空の青さを見ながら・・・)     

23、 茶畑の地割れ畏れる梅雨入穴     ぷうばい 
     (梅雨穴 という夏の季語があるのをPu’uwaiさんが御存じなのが素晴らしい。
      静岡在住なので茶畑の地割れが続いているのを心配している)

24、 梅雨寒や舎生の布団かけ直す     e友      
     (身体障碍者の学校・施設に勤務されているのでしょう。夜中に寮の見回り。
      優しい先生?、寮母さんの眼差し・・・)

25、 梅雨空田の畔歩き草取りへ       saganhama 
     (梅雨空・ばいうぞら と読ませるよう。まだ雨が降ってないので、今のうちに草引き)

26、 五月雨や傘を打つ音アルペジオ    39ギター   ④
     (スケール音階 と アルペジオ分散和音 は毎日練習。傘に当たる雨の音が
      アルペジオみたいに聞こえる.。比喩が面白い

27、 梅雨緑蛍のほかに灯影なし      medaka    ①
     (梅雨の季節には蛍が出てくる。田舎なので廻りに光がほとんどないので見どころ)

28. 梅雨晴れの虹の向こうに君住まう    りう      
     (梅雨が上がったと思ったら虹が出た。あなたはあの虹の向こうに住んでいる)

29、 梅雨晴れの水田水面泳ぐ蛇      kerocat    ②
     (梅雨の合間の晴れ。水嵩がいっぱいの水田に蛇がくねくねと泳いでいた)

30、 梅雨前の庭の剪定妻ひとり       nao 
     (梅雨が来るので庭木の剪定をしているのに、旦那さんはちっとも手伝ってくれない)

31、 梅雨の間に来る季を想う白い雲    cosmos     ①
     (梅雨時分なのに、白い雲がもくもくと。そろそろ夏か・・・)

32、 梅雨の星どうでもいいさそんなこと    ふじ      
     (梅雨なのに夜は晴れ上がり星が出た。世の中の細々したことや人間関係などを
      考えてもしょうがない、なるようにしかならないと) 

33、 夜ならばジーン・ケリーに梅雨の朝    照れまん   ①
     (映画、「雨に唄えば」の名シーン。雨の中であんな風に踊ってみたいと思うが、
      朝はちょっと恥ずかしい。かといって、夜でも踊れるわけではないのだが・・・)

07140038

いよいよ結果発表に行きますが、その前に少し・・・。今回「天」に選んでもいいような句が沢山ありましたが、実に惜しいと思う句が何句かありました。それで、その惜しい句を五句、まず載せてみます。

3、  梅雨時はクリーク溢れ鮒を獲る   saganhama 
この句はとても内容が豊富ないい句なのです。内容的にはこの句は素晴らしいのですが、惜しい句なのです。俳句はとても短いので、今と言う一瞬しか詠めないのです。それで、言いたいことを削って削って削ぎ落して作ることになります。写真で撮れば一枚か二枚の写真。それを言葉で詠むことになります。ところがこの句は時間が長く、ほとんどビデオの世界なのです。俳句はこの中のビデオの一コマを句に詠むことになります。まづ、梅雨の大雨でクリークが溢れ出した。次に、大水と一緒に鮒も流れ出た。次に、雨が止んだので鮒を獲りに行った。そして、鮒をつかまえた・・・、そういう思い出があります、ということですよね。それを句にしてみますと、①「長梅雨に佐賀のクリーク溢れ出す」。次は、②「梅雨出水田んぼに鮒も流れ込む」。それから、③「梅雨あとの田んぼに鮒を追ひしこと」。こうすると、唱歌「故郷」に通じるものがありますね。そして、最後が④「梅雨後の田に逃げし鮒捕まえる」逃げし と過去形にしておけば思い出になりますね。つまり、掲句の鮒を獲ったということになります。そういう4句か5句になる思い出を、ギューと一句に纏めたのがsagqanhamaさんの句です。これはこれで大したものなのですが、あまりにも多くのことを言うために、説明になってしまったというのが残念です。しかし、一句にしようと思うと、こう作るしかないですね。そういう意味で、この句は努力賞を差し上げたいと思います。

12、 青き梅雨太古の森に奔り水  ぷうばい  
この句もとても素晴らしい句です。どの言葉を取ってみても素晴らしいです。青き梅雨 も 太古の森 も 奔り水 も素晴らしい。ところが、どこか惜しい句なんですよね。言葉の方が勝っている感じがします。この句は、上五を「青梅雨や・・・」とするだけでもいいですね。この句は季語を変えて「雪解川」とするとピッタリ合うものがあります。「雪解川太古の森を奔りけり」 これはなかなかいいですよね。これでも、いのですが残念ながら兼題が「梅雨」ですから・・・。それと、折角上高地に登っておられるのであれば、もったいないような気がします。地名を詠むのも一つの手です。それで、季語は梅雨で地名を入れて、太古の森や奔り水 を使い慣れた言葉に変えてみることにします。
源流も森も穂高も梅雨に入る」 少し句意は変わりましたがどうでしょう。森の中を小さな川が流れている、それを読みたかったのに、少し変えてしまって御免なさい。上高地に行かれた時には、まだ梅雨には入っていなかったのでしょう。でもすぐに梅雨に入ったと思います。原句は、とってもいいので、またいつかご自分で変えることが出来ればと思います。

6、 梅雨寒の水泳授業日思案顔    kerocat 
この句も、とても面白い句なのです。お子様をお持ちの家庭ではよくありますね。学校の行事を天候で心配すること。とてもよく解る句です。しかし、この句も、どことなく惜しい句です。思案顔がお子様なのか親なのか?ちょっと解りづらいところがあります。それで、思案顔を読者に想像してもらうように書き直してみます。それと、子供の立場でも親の立場でも読むことは出来ますが、ここでは親の立場から疑問文で書いてみるとこうなります。
水泳の授業あるのか梅雨寒し

9、 ままならぬ三味の音色や梅雨のころ   cosmos  
この句は、このままでもとてもいい句です。これでもいいのですが、「梅雨のころ」というのが少し漠然としているかなと思います。カラ梅雨もありますし・・・。そこで、「ままならぬ三味の音色や梅雨湿り」 としてみます。これでもいいのですが、少し理屈っぽい感じになりますね。それで、梅雨の長雨が続いているので湿気が多くて・・・、というように変えてみます。
長梅雨に三味の音色のままならず」 これで、ぴしゃりと収まるのではないかと思います。ただ語順を変えただけですが、長梅雨のうんざりした感じと楽器の調子の悪さが出せるかと思います。

26、 五月雨や傘を打つ音アルペジオ  39ギター   
とても面白い句、このままでもとてもいい句です。五月雨 の 「みだれ」と「打つ」が響いて、乱れ打ち、が忍ばせてあり、そこからアルペジオにいくと、とても面白く、色んな楽器の音が想像されます。ところが、この句もどことなく惜しいと言う感じがします。五月雨が主語でそのまま 傘にも音にもアルペジオにも掛かっています。つまり、上五が中七下五に掛かっているので,
す。「五月雨が傘を打つ・・・」ということで、本来は一物仕立ての俳句で、助詞を「の」にすることが出来ます。
五月雨の傘を打つ音アルペジオ」 となり、これで完璧。五月雨が主役の俳句です。
しかし、
やっぱり俳句らしく古風に「や」と言う切れ字を使いたいと思うと、主語を五月雨から切れ字のあとを他に変えてやる必要があります。そこで、中七は傘を主語にしてみます。
それともう一つ気になるのが、中七で「傘を打つ音」と先に書いてしまうのも惜しい!雨が傘を打つ音はあくまで傘を打つ音ですから、先に説明を書いてしまったのが惜しい。それらを少し変えてみると、こうなります。
五月雨や傘の奏づるアルペジオ」  こうすれば、五月雨から中七で傘に主役が動き、傘がまるで楽器みたいにアルペジオを演奏しているよ、となり切れ字が生きて来ます。「や」を使ったので、文語にしてみました。

ということで、「おしい広島」ではありませんが、惜しい句 五句 を載せてみました。

互選の順位ですが、互選一位は圧倒的に 8番のnaoさんの句で、7票も集まりました。これは後ほど書きます。二位は、39ギターさんの26番の句で、4票入りました。39ギターさんは初投句。私はごちゃごちゃと書きましたが、39ギターさんの句もとてもいい句でした。お二人とも、おめでとうございました。

さて、いよいよ 「天・地・人」賞の発表です。

まず、「人」賞 を発表します。

「人」賞  32、 梅雨の星どうでもいいさそんなこと    ふじ 
現世は無常なる世界。常なることは無い世界。しかし、生きていくうちに、ついついこのままが永遠に続くんじゃあないかと錯覚してしまう。地震、津波、災害、交通事故、病気 などなど・・・。身の回りに色んなことが起こったり、禍が降って湧いたり、人間関係が難しくなったり、色々ありますね。そんな中、梅雨の雨続きの日に、ふっと夜空を見上げるとすっかり晴れていて星が出ていた。梅雨時にも空には星が輝いている。それを見ていると色んなことが小さく思えてきて、そんなことどうでもいいさ、と思えてくる。自分は自分のやるべきことをきちんとやっていけばいい、と前向きに生きていこうと思えるようになった。現代俳句らしい、いい句になっています。

続いて、「地」賞。今回互選の圧倒的に一位だった俳句です。

「地」賞  8、 五月雨に弾けて嬉しランドセル   nao  
いい句ですね。子供の生き生きとした姿が描かれています。ピカピカの一年生でしょうか。小雨なので、傘を差さずに飛び出しているのか、傘を差しても背中が濡れているのか。「五月雨に弾けて嬉し・・・」、というのがいいし、子供と言わずに 「・・・ランドセル」 と出したところがいいですね。一読、情景がパッと目に浮かぶ句で、笑顔になる素晴らしい俳句でした。互選の一位に選ばれましたのも頷けます。おめでとうございます。

 さて、いよいよ、「天」賞  を発表します。 
       ドルルルルル・・・・・、これ、ドラムロール☆

「天」賞  2、  石狩の空低くして梅雨来たる    e友 
いい句ですね。今回 e友 さんは、4句応募なんですけど、私が3句選ばせてもらいました。どの句も揃っていて、3句とも標準以上の句を揃えられ、平均点が一番高かったですね。
この句は何事もない普通の句なんですけど、何とも言えぬ良さのある句だと思います。北海道と言うと、大平原や見わたす限りの牧草地や小麦畑やジャガイモ畑など、大地の広さや空の青さを連想してしまいます。しかし、ここでは石狩平野に雲が低く垂れこめて、梅雨が来たぞ!というのです。あの大倉山のジャンプ台から石狩平野を見た俯瞰図に、雲が垂れ込めて視界が遮られて来た感じがして、景色が目に浮かぶとってもいい句だと思います。。
石狩 というのは、漢字ではこう書きますが、本来はアイヌの言葉のようです。その音に近い漢字を当て嵌めたようです。語源については諸説あるようですが、その中の一つに、「川が蛇行して流れている所」、というものがあるようです。石狩平野の中を石狩川がくねくねと流れている。梅雨になると水嵩が増えるんでしょうね。そんなことを頭の中に思い浮かべながらこの句を読んでみると、なかなかいい句です!

ということで、今回の 「天」 は e友さんの句に決まりました。
e友さん、こんにちはー。この句会では、「天」に選ばれると、副賞として『蜜柑一箱』が贈られることになっています。ブログ友の蝶調さんこと、山口県大島郡の山本柑橘園さんから贈られます。蜜柑の無い季節には、それに代わるものが贈られます。もし、よろしかったら、こちらのブログのホットメールの方に住所を送って頂ければと思います。決して、住所は他言することは御座いませんので宜しく・・・。今まで何人かに贈られましたが何の問題も起きていませんので大丈夫です。そんなの面倒だなと思われれば仕方がないのですが、もしよろしかったら、ご住所をホットメールの方に送って頂ければと思います。ただ、今までの方がみんな MSNブログ をお持ちの方でしたので、簡単にホットメール出来たのですが、お持ちでないと出来ないのかも知れませんね。その辺りは、パソコン原始人としてはよく解りませんので、何とも申し上げにくいのですが、宜しくお願いします。

そういうことで、『第五回ワイワイ句会 梅雨の巻』 を終わりにしたいと思います。ご参加下さいました皆様、ありがとう御座いました。ここに投稿された句はみんないい句ばかりで、それぞれの経験や歴史が刻まれています。俳句は決して一番を競うものでは御座いませんのでそこのところをお含みおき下さい。私でなく別の人が選べば全く別の句が 天・地・人 に選ばれると思います。選ばれなかったから、なんて落胆はなさらないで下さい。
それから、ここに書いていることは、決して貶したり欠点を論っているのではございません。俳句を楽しもう・・・、もっと俳句を楽しむには・・・、ということを書いていますので、そこのところはご容赦下さい。

又次回、句会を開くことが御座いましたら、何卒宜しくお願い申し上げます。

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照れまん君の第五回ワイワイ句会「梅雨」の巻 結果発表 への53件のフィードバック

  1. 39ギター より:

    わ〜い わ〜い
    あれ?一番乗り?
    おはようございます。
    照れまんさんお疲れさまでした。
    ワイワイ句会楽しませてもらいましたが照れまんさんは大変でしたね
    肩をおもみいたしましょう、モミモミ・・・
    私の句に4票もいただきました、有り難うございました。
    最初に出て来た句はまるでダメで照れまんさんに直していただいて、私の句と言えるかどうか分かりませんが、でもとにかく嬉しいですね。
    これからも俳句を楽しませていただきます。
    ついでに駄洒落も照れまんさんに負けないよう修行いたしますので、今後もよろしくご指導お願いいたします。

    • 照れまん より:

      39ギター さん こんにちはー
      アルペジオ の句、とってもいい句でしたね。
      最初ご自身のブログに掲載されていた時には、「五月雨や傘打つ音はアルペジオ」でしたね。
      この句のことをコメント欄に書きながら、もしかしたら 39ギターさんは この句を前の句と入れ替えるかもしれないなと思い、少しだけ書いて自重してました。
      入れ替えられたので、やっぱりと思いました。すごくいい俳句でしたね。雨だれと音楽を詠んだ俳句は多いと思いますが、この句はとっても面白いしよく解る句でした。
      実は、わたしも 一票 アルペジオの句に 入れたのですよ。おめでとうございました。
      俳句って、けっこう面白いですよね。これからも、ヨロシク・・・・。

      • 39ギター より:

        こんばんは
        照れまん先生、お疲れは取れましたか?
        投句後の入れ替え書き換え自由と言うことだったので、とりあえず投句しておいて後でよく考えてみるとあまりにも考えのない句だったので、再度俳句ノートを読み返しながら考え、画面に載せてみるとまた雰囲気も変わるので、ブログ上でブツブツやっていたところを先生に添削していただいた次第です。
        実は雨だれをリュートの音に例えた句もあったんですが、リュートだと分かる人が限られるしアルペジオがギリギリだったですね。
        いい勉強になりました、最終的に俳句にするには設定の善し悪しも大切ですが最後は1文字の判断ですね。
        先生も1票入れて下さったんですか?光栄です。
        ボクも先生の句に1票入れましたよ。(あとで分かったんですけど・・・)
        十分休んでいただいたらまた句会やりましょう。
        これからもお願いいたします。

  2. saganhama より:

    (‘-‘*)オハヨ♪ございます。& お疲れ様でした。
    結果発表楽しく読ませていただきました。毎回そうですがここまでキッチリと寸評されるてるのには頭が下がります。
    照れまんさんが一つの句から、それが言い表したい事を深く読み取れる事は俳句素人の私から見ればただただ驚きです。私の句への丁寧な添削でわが心の奥を読み通されたような気がしましたよ(笑)。五七五での表現をすることのむずかしさ。面白さを少しは分かったような気がします。
    私の感想ですが、今回は今まで以上に力作が多かったので賞を選ぶのは大変だったのではないでしょうか?私が選句するとどうしても自分の身近な事や、使われてる言葉がスッと入ってくるかどうかで選んでしまうのですが、もっと奥の深い観察力で読み取ることが大事なんだとあらためて知らされました。
    今回は努力賞をいただいたことに(^人^)感謝♪です。日本語って本当に表現力の豊な言葉ですね。世界の言語がどれだけの表現力をもってるか知る由もありませんが。。(苦笑)

    • 照れまん より:

      saganhama さん こんにちはー
      今回の句会は 皆様かなりの力作揃いでしたね。選ぶ方もどれにしようか 直前まで悩みました。
      hamaさんの クリークの句は とってもよかったですね。
      私は最初読んだ時に、中国かと思いましたが、佐賀だというのをお聞きして納得しました。
      あの熱気球の上がる佐賀平野の広大さを思い出し、あそこのクリークなら 梅雨の大雨なら 溢れ出すだろうな、と想像致しておりました。
      俳句を作る時、俳人は 写真を撮るように その場のその時の一瞬を詠みなさい、と言うのですが、それがそうはいかないのですよね。
      あれも言いたいこれも言いたいと沢山言いたいことがあって・・・。
      それを一つ一つそぎ落としていくと、結局一番言いたいこととはピントがずれたりして・・・。
      そうしながら、どうにかこうにか作っている、と言う感じですね。
      言いたい事を ずけずけ書いて申し訳ないと思いながら、書いてしまいました。
      その俳句 一句についてのことですから、お許し願いたいと思います。

  3. ふじ より:

    『第五回ワイワイ句会 梅雨の巻』 結果発表ですね、 ドルルルルル・・・・・
    毎回のことですが、選句もまとめも大変だったでしょう、ありがとうございました。

    e友さん、天賞おめでとうございます!!
    13番もとてもわかる句と思ったのですが、照れまん先生の解釈を読んでなるほどと思いました。 アポイ岳に登られたんですよね、いかがでしたか? そこでもいい句が詠めたのではないでしょうか。 ぜひまた聞かせてください。
    naoさん、初投句で地賞おめでとうございます!! 
    これはもう、パッとそのままの気持ちが詠まれていて、ぱっと見てパッとわかる素直ないい句でしたよね。

    私の「梅雨の星」が人賞とは! これはこれは思いもしないことでしたが@@! ありがとうございました。
    他の皆さんにも私の句をたくさん取っていただいてありがとうございます。 
    これからもおおいに楽しんでいかないといけませんね。
    ワイワイ楽しむ句会がずっと続きますように!! ありがとうございました。

    • haw小太郎 より:

      fuさん、「おめでとう」の言葉、ありがとうございます。   (naoです)
      また、選んで下さった7名の方、ありがとうございました。
      俳句はど素人の私で、恥ずかしい限りですが、とってもとっても( ´ ▽ ` )ノ嬉しいです。
      私は今回、fuさんの 泪梅雨草抜いてみる濡れてみる が、何故か一番胸にジーンと来ました。
      抜いてみる濡れてみる の言葉のリズムも好きだし、ただ、いい句だなあ、と思いました。

    • ふじ より:

       naoさん 胸にジーンと来た なんて言ってもらえるとそれだけで
      涙がでそうですよ ^^ありがとうございます。
      それから、fuさん と呼んでもらえてこれもうれしい☆(^^)v
      最近 fujim に嫌気がさしていてですねぇ fujiのmama で m を付けてたんですけどねぇ・・・・。
      ふじ の fuさん と呼ばれるのが一番うれしいかなぁと思ってるんです。
      と言っても、「fuさん さん」 はいやですよ^^あははは
        照れまんさん お邪魔しました~。

    • 39ギター より:

      ふじさんこんばんは
      「人」賞おめでとうございます。
      「梅雨の星どうでもいいやそんなこと ふじ」
      これ、最高ですよ。
      いつも目の前のチマチマしたことに一喜一憂している小さな自分にハッと気がつく、そんな人のおろかな一面を気づかせてくれるいい句だと思います。
      「人に気づく」そう言う意味でこの句が「ひと」賞は納得ですよね。

    • ふじ より:

        39ギターさん こんにちはー
      「人」賞は、39ギターさんがあまりにも素晴らしい解釈をしてくださったからではないでしょうか、ありがとうございます(^^。
      「そんなツマランことでくよくよ考えてどうする・・・」 とたぶん言われるに違いない・・・と自省のつぶやきでした。

      「人に気づく」で「ひと」賞? うはははだいぶ照れまん先生に鍛えられてますね (^^え?元々ですか・・・!
        照れまんせんせ~い、ごゆっくり・・・・・

    • 照れまん より:

      fujimさん こんにちはー
      どうにかこうにか、句会 梅雨の巻を 終えることが出来ました。
      みんな、いい句でしたね。
      fujimさん の句も なかなかよかったですよ!
      梅雨の星から 俳句の星に なれますように。
      自分で俳句を作って見ると、同じ季語の句は 読んで見ても面白いし、解りやすいですよね。
      私が 梅雨の俳句がなかなか出来なくて 往生しました。
      一つ イメージが湧くと そこから違う発想に行かなくてね。
      そういうことで、また ヨロシク・・・・。

  4. haw小太郎 より:

    こんばんは^^。
    naoの句が「地」賞とは驚き桃の木ですね~^@@^
    これこそビギナーズラックってやつでしょう^^。
    多くの方に互選を頂きまして”ありがとうございます。(nao)”だそうです^^。
    最初は、”五月雨もはじいてうれしランドセル”でしたが、 
    最終的に”五月雨に弾けて嬉しランドセル”にしたようですが・・どっちがいいのかね^??^
    この記事では”五月雨の・・”になってるけど、”五月雨の弾けて嬉し・・”の方がいいのかな?
    やっぱ俳句は奥が深いね~^^。

    naoです^^。
    照れまんさん、お疲れ様でした。 大変だったことと思います。
    俳句は決して一番を競うものでは御座いません・・・・そうなんだあ~ 
    人それぞれ、感じるものは違いますからね。
    でもでも、「地」賞は「天」にも登る気持ちで嬉しいです。
    ありがとうございました。  ゆっくりお休みになって下さいね。

    • 39ギター より:

      haw小太郎さんnaoさんこんばんは
      はじめまして、39ギターと申します。
      先ずは「地」賞おめでとうございます。
      一つのアドレス上に2人存在している様な感じで事情が分かっていませんが、どっちにしろ大変キラキラした光っている句ですよね。
      最初に見た時から強い印象があり、初めて読んだ時からまるで自分が作った句であるかのように自分の中にスッと入って来てサッとイメージが広がりました。
      ボクの俳句ノートにも似た様な設定の句が書いてありましたが、ここまで光らせることは出来ませんでした。
      これからも楽しみにしています。

      • haw小太郎 より:

        39ギターさん 小太郎です。こちらこそ、どうもです^^。
        今回はnao(相方)の句がなんと”地”に選ばれまして、夫婦で感激しています^^。
        素人なので”まぐれ”のようなものですが^^お褒めの言葉ありがとうございます。
        ”39ギター”さんの39はよくわかりませんが、ギターと聞くと私も嬉しくなります^^。
        39ギターさんはクラシック!を弾かれるそうで、そりゃすごいと思います^@^
        私も昔はイカシターズという伝説バンド(ジョークです^;^)のリードギターだったんですよ^??^
        因みにリーダーは照れまん君でドラムをたたいておりました^^。
        いつの間にかブログを始めたのも彼のせいで、ほんで最近は俳句にも誘い込まれております^^。
        39ギターさんも同じ○島なんですね^!^またそちらも見させて頂きます^^。

      • 39ギター より:

        haw小太郎さんnaoさん
        おはようございます。
        39は18歳のときに買ったギターを35年振りに復活させたときに付けた名前でギター年齢39歳だったわけです。
        まあそれに日頃の自分や家族にサンキューの意味もあり「39ギター」とつけました。
        ところが最近はさらに別の意味が付け加わって来ています。
        寄る年波と言いますが、関節や筋肉の硬くなった指でギターをむりやり弾くので、関節痛・神経痛・腱鞘炎に悩まされこれが三重苦状態です。(これ駄洒落)
        最近はさらに難聴・老眼・腰痛と加わり六重苦の状態でしょうか・・・
        還暦を過ぎてこれから楽しもうと思うと体が思うようにならない、もっとはやく楽しんでおけば良かったと思うこの頃です。
        よろしくお願いします。

    • 照れまん より:

      小太郎さん  Naoチャングム さん こんにちはー
      うわ~、いかんいかん 間違えてました。
      ただ単純に 書き間違いをしてましたので、訂正しておきました。
      最初、「五月雨も・・・」だったんだね。やっぱり、「五月雨に・・・」 だよね。「に」の方が方向性が出ていいね。五月雨の中に・・・、って言う感じ。それから うれし も漢字の方が格調が出るね。
        「五月雨に弾けて嬉しランドセル   nao」
      だよね。俳句が なんだか ピシャリ と決まっているよね。
      言葉もいいし、納まりもいいし、動きもあるし、とってもいい句。☆☆☆ でしょう。
      もしかして、 naoチャングムは才能あるかも。また次を 楽しみにしているよ。
      ところで、今回は裏技で、コピペを憶えて、マイドキュメントのメモ帳に ワイワイ句会の応募句を全部貼り付けました。
      それを見ながら書いたんだけど、やっぱり写し間違いをしていたね。7~8カ所は間違っていた。
      ついつい何度も見ていると憶えちゃってね。それで、うろ覚えで書くと間違っているね。
      一応ノートにも書いて、2度目に順番を決めて書いて、3度目にノートに清書しているんだけどね。
      そこから、写すのに 間違えている。やっぱりボケ老人だね。
      ところで、小太郎さんも 俳句投句してくれてありがとう。豊さんも きっとお喜びのことだと思います。
      そういうことで、また、ヨロシク・・・・☆

  5. Pu'uwai より:

    照れまんさん 盛会のワイワイ句会の纏めと結果発表を有り難う御座いました。そしてお疲れ様でした。
    入賞の皆さん、努力賞のsaganhamaさんもおめでとうございます。
    拙い私の句にも丁寧な講評をありがとうございました。

    今週は12日のボランティアと今日15日の舞台とくたくたになって今PCを開けたところです。
    皆さんの素晴らしい句と照れまんさんの丁寧な講評を落ち着いてからじっくり読ませて頂きます。

    • 照れまん より:

      pu’uwai さん こんにちはー
      お忙しいのに、ありがとうございます。
           青き梅雨太古の森に奔り水       ぷうばい
      これは いい句でしたね。
      句を読んだ時の第一印象としては、富士のあたりの樹海かとも思ったのです。
      それが、ブログの方に 上高地の写真付きで出ていたので、これだと解りました。
      すごい景色ですね。「太古の森」  の中を小さな川が流れていて、水が迸るように流れている。
      「奔り水」 というのがよく解ります。
      色々考えて  「青梅雨や太古の森に水奔り」   などと変えてみたりしていたのですが、何となくピシャリといかないんですよね。ぷうばい さんの思っている感じになってないような??
      森の中を小川が流れている、 これがどうもうまく表現できませんでした。
      それで、思い切って地名を出してみようと 穂高 を入れて 大幅に変えてみました。
          源流も森も穂高も梅雨に入る   
      としてみたんです。
      原句は 言葉がとてもいいので  季語を変えるとバッチリなんですけどね。
          「雪解川太古の森を奔りけり」
      こうすれば抜群ですよね。
      これを、梅雨で出来ないか、考えているのですが、なかなか難しいのです。

  6. りう より:

    照れまんさん、楽しい句会をありがとうございました。
    皆様の俳句を読ませて頂いて、とても楽しかったです。
    特に、照れまんさんの解説!これは、勉強になりますね~
    無料で俳句のお勉強ができるなんて、本当に素晴らしいブログです!
    特に hamaさんの3番の解説。こーれは、説明して頂かないと,、素人には気付けないことです。
    一瞬を詠む俳句。一瞬を切り取る写真。
    通じるものがございますね。

    e友さんの「天」おめでとうございます。
    蝶調さんちのみかんは南国の味。きっと北国の方にもお楽しみ頂けると思います。
    (なんで私が宣伝しているのでしょう^^?)

    素敵な俳句には「天地人」賞でしたので、
    照れまんさんには、私から「真♪善♡美」賞を差し上げましょう~~☆
    照れまんさんは、ルーツが西洋ですからねぇ、ここは西洋風の賞に致しました。

    • 照れまん より:

      りうさん こんにちはー
      「真♪善❤美」賞 ありがとうございます。
      りうさんの俳句は どれも内面的な俳句で いい句ばかりでしたね。
      その調子で、どんどん作ってみて下さいね。
      俳句は短いので、作っているうちに だんだんと解ってきますので 私もそうやって作ってきましたので、全然大丈夫です。
      お仕事をされていると大変でしょうが、またこれからも ヨロシク。

  7. kerocatcyan より:

    照れまんさん こんばんは。
    大変遅くなってしまいましたが、「ワイワイ俳句の会」お世話になりました。そしてお疲れ様でした。hama共々とても丁寧な解説と寸評頂きましたこと感謝いたしております。また、参加されました皆様の俳句はどれも素晴らしく、照れまんさんの寸評とともに大変勉強になりました。

    また、天、地、人、それぞれの賞を受賞された皆様、おめでとうごさいました。

  8. 照れまん より:

    kerocat さん こんにちはー
    投句 ありがとうございました。
    お孫さんを詠まれた句でしょうか。水泳授業日 も 三人で水たまりで遊んでいるのも よく解るいい句でした。
    それから、 「 梅雨晴れの水田水面泳ぐ蛇      kerocat  」
    の句も、いい句でしたね。これは、福島の故郷の風景でしょうか。広い水田にはカエルやいろんな虫がいるのでしょう。いろんな虫が生きているということは、水田が豊かだということですね。だから、蛇にとっては、絶好の場所なんでしょう。悠然と蛇が泳いでいる感じがいいですね。
    とってもいい俳句だと思います。

    ところで、この前の「八重の桜」 二本松藩の少年隊は 可愛そうでしたね。涙が出ましたよ!!

  9. cosmos より:

    照れまんさん、こんばんは。
    遅くなってすみません、故郷で法事があり、里帰りしていました。
    「ワイワイ俳句会」 楽しませていただきましたが、それぞれの句に、丁寧に講評をしていただいて、さぞかしお疲れになったことと思います。 ほんとに有難うございました。
    今回の句会は、素人の私からみても、とってもレベルが高いように思いました。
    e友さん、天賞おめでとうございます。山本蜜柑園さんの蜜柑はほんとにおいしいですよ、楽しみにしてくださいね。
    naoさんの句も見た瞬間、新しいランドセルをしょって、うれしくて飛び跳ねてるピッカピカの一年生が目に浮かんで、これはいい! と思いました。
    いつもレベルの高いfuさんの句、今回は作風が変わったとPuさんが言われてましたが、私も同じように感じました。それが何だか切なくて、胸が痛みました。

    私の、ままならぬ・・・は、梅雨のころ・が最初から気になっていたのですが、他に思いつかず、まあいいか、って投句しましたが、もう少し考えてみるべきでしたね。照れまんさんに言われて、(なるほど~、ほんまや~)って納得しました。
    俳句には全く無縁だった私は、ちょっとだけ首をつっこんでみただけだったのに、いつの間にか どっぷりと句会の仲間入りをさせてもらってますね、自分でも驚きです。
    照れまんさん、ゆっくり休んでくださいね、有難うございました。

  10. 照れまん より:

    cosmos さん こんにちはー
    故郷で 法事があったのですね。我が家も同じです。
    ちょうど 33回忌の法要があり、親戚が集まって来ていました。
    案外、法事と言うのは いいモノですね。従兄妹 なんか滅多に会うことはなくなったけど、法事の時だけには会える。
    私はいつも クラシックしか聞かないのを従兄妹は知っているので、たまにはこんなんも聞きんさいと、ジャズのCDを持って来てくれました。

    ようやく、ワイワイ句会も終わりました。cosmosさんも投句ありがとうございました。
    皆さんの それぞれの思いが伝わって来て、面白かったですね。
    好きなように 評を書いて御免なさい、と謝りつつ・・・。

    民謡は、古くから使われていた言葉やその地方で使われる言葉など、日本語の源泉ですよね。
    だから、cosmosさんは自然に言葉が身に付いておられるのだろうなと、感心致しております。
    また、ヨロシクお願いします。

  11. ふじ より:

      時ならぬ重ね着梅雨寒ゆで卵   ふじ・・・さむっ!!
    こんにちはー  この二三日朝22度は寒いですよねぇ。 
    ワイワイ句会もぶじ終えて、やっと一息されてるところでしょうに、照れまんさん体調が逆戻りってことになってないでしょうね? 梅雨寒お見舞いです^^。
    ゆで卵の意味? 意味もなく「こんな時には温かい茹でたて卵が食べたい!」 と思って食べた・・・ただそれだけ ですのでハイ。

    今回は、Puさんはじめsaganhamaさん、kerocatさん、みなさん難しい句が多かったですね。
    そういう自分も、泪梅雨? そんな言葉あるの? と言われそうな句・・・「涙雨・ほんの少しの雨」があるぐらいだから「泪梅雨」でもいいかぁと勝手にくっつけたのは、安易すぎでしたよね。
    今回「天」の句も、「空低くして梅雨来たる」ととても平易な誰でも知ってる現象・言葉で詠まれていて、 そこのところを読み取るのが難しかったですね。
    石狩のことがしっかり頭にないと、よさが汲み取れないところでしょうか。 
    でもどれもこれも照れまん先生の講評で、ふうむなるほど、さすがです!!
    分かりにくい雰囲気をしっかり汲み取ってもらえて e友さんもきっと喜んでおられるでしょうね。

    1歩前進したとか、いつもレベルが高い??? な~んて皆さんに実力以上に言われて、褒められて自惚れるタイプ・・・おいおいそんな諺はないぞ(^o^ゞ
    で、調子に乗って、一句決めてワイワイやろうと思ったのですが、ゆで卵では決まりませんねぇ。
      梅雨寒や肘撫でる掌の温さ   ふじ
      二度三度肘撫ぜてみる梅雨寒き   ふじ
      梅雨寒し椅子の上着を身にまとふ   ふじ
      梅雨梅雨と句作苦作さ露の草 意味不明最後までキマりましぇん(><;

  12. 照れまん より:

    fujimさん こんにちはー
    皆様に 俳句の勉強を手伝ってもらいながら 俳句をやらせてもらっているので、ありがたいなあと思っている 照れまんです。
    俳句は自分では自分の句が一番よく解ります。だけど、自分の句がよく解らないということもあるんです。
    コメントの句 「梅雨寒し椅子の上着を身にまとふ 」 とってもよく解る句ナンデスけど・・・・。
    椅子の上着? と言うのを、作者も読み手も、勝手に いい方に読みます。椅子に掛けてある上着なんですよね。
    でも、椅子の上着 と言うと、 fujimさんのうちの椅子は上着を着せられている、カバーのようなものが掛けられている??なんて、・・・そんな風に読む人はいませんが、そう書かれている。
    句会の句でも一つ、「 遠ざかる轍の音や五月雨 」 ふじ 
    この句も、とってもよく解るのです。自動車が雨の溜った道路を跳ね飛ばしtて、走り去って遠ざかっていくんですよね。とてもよく解る句です。
    「 轍の音 」 ワダチノオト と言うのは、作者もそうですが、読者も勝手に自動車の音だと判断してくれます。
    タイヤが水を跳ね除ける音 だと読んでくれます。
    しかしこれが、解るようで解らない言葉??なんですよね。どうして??と思うかも知れませんが・・・・??
    轍 ワダチ と言うのは タイヤ や 荷車などの車輪の残した 跡 だと思うんです。
    だから、タイヤの跡は 音を出さないし、遠ざからない だろうと思うのですよね。
    でも、読むと 勝手にタイヤが水を跳ね除けていくように思ってしまう。
    だから、正確に書くと 「遠ざかるタイヤの音や五月雨」 になるんだけど、・・。「遠ざかる自動車の音五月雨」でもいいですよね。
    それで、もう少し正確に書くと、「自動車の水を跳ねゆく五月雨 」 となるのですが、これでは気に入らないでしょうかね。
    そういうことで、もう一度よく読むと、「遠ざかる轍の音」 は、少しいい言葉を使おうとし過ぎた感じはしませんでしょうか。
    でも、読んでみると良く解るんですよね。だから、講評の時には書けなかったので・・・・、今頃書いて 御免なさい★
         時ならぬ重ね着梅雨寒ゆで卵    ふじ
    この句はとっても面白いですよ。 ただ、「重ね着」と言うのは 冬の季語になるので、冬と夏の季重なり と言うことになるのです。しかし、時ならぬ と書いているのと、リズムが面白いので、OK にしましょう。
    もうチョイ考えると、すごくいい句になるかも・・・・??

    • ふじ より:

      照れまんさん こんにちはー
      「自分の句がよく解らないということもある・・・」 同感です。 さっぱり分かりません。 なので、選句で「御自分のイチオシの句があれば、一句選んでも構いません・・・」なんて言われても、自分の句がドッチ向いてるか分からんのに、イチオシがどれだか分かるもんカイぶつぶつぶつ・・・・と言っております(><);

      「椅子の上着」 やはりね・・・チラッと気にはなってましたが、・・・。
      これは当初は「梅雨寒や椅子の衣装を引っ掛ける」としていました。 でも「衣装が漠然としてる。」「引っ掛けるってどこに引っ掛けるんだ?」 などと言われそうな気がして、「上着」「身にまとう」 と すごく具体的にした・・・つもりなのです(^^)あははは
      ですが、「読者がいいように取ってくれるに違いない。椅子のカバーのことだと思う人はいない。」が、それを当てにして紛らわしい表現をしてはいけない ということですね。 よく分かりました。

      「遠ざかる轍の音」これは「車の音」「車輪の音」も考えた末に、「轍の音」が一番ぴったり!と思っての結果ですが、そこが引っかかるとは@@!意外でした。 てっきりこういう句を、「平々凡々で、感動が見えない句」 と言われるんだろうと思っていました。
      窓から聞こえてくる車の走り去る音が、いつもとちょっと違ってて、「ああ、気が付かなかったけど雨が降ってたんだ!」と気が付いたという、ほんの小さな感動でしかありませんのでね(><;;
      「・・・少しいい言葉を使おうとし過ぎてはいないか・・・(分かり易く言い替えてくださってアリガト^^)」 そうですね、そんなつもりはありません!ときっぱり言いたいところですが^^、車・車輪・轍 と並べて選んだ段階で、そういう気持があったかもしれませんね。 こっちの方が感じがいいぞ ってね。
      「轍」は確かに 車が残した輪の「跡」となっていますね。 
      下のリンクの182番には、 『「車輪」の意を付記するものもあるので、「わだちの音」も全くの誤りとは言えないであろう。』 としてありますが、「やや一般的でない形」に分類されてはいます。
      「自動車の水を跳ねゆく五月雨」ではうーーん ちょっと気持と違うかな? な気分ではありますが、「ちょっと感じのいい言葉を使おう」と気持が動いていたかもしれないことは、否めません、反省ーー。
        言い方に関する問題 (ここのページの 182番)
        http://www5a.biglobe.ne.jp/minnami/link287.htm

      うっふっふ ゆで卵 は面白いと褒められた・・・(ホンマかいな^^?)
      照れまん先生の「もうチョイ考えると・・・・」 クー><ーこの言葉がキツイよね。

      折角のワイワイ句会なんだから、わいわいしないともったいない、と声を出してみてよかった!! お蔭でいろいろありがとうございます。
      同じ轍を踏まないように、気をつけなくては^o^!
      褒められて自惚れる だけではなく、打たれ強い、ふりをするのも上手なので^^、これからもどうぞよろしく・・・・です。

  13. 照れまん より:

    こんにちはー 
       ♪ ワダチ 馬鹿よね~、お馬鹿さんよね~~ ★
    え~、わだちのこと?    違う違う あんたじゃなくて、ワダチ!!
    もしもし、そういえば、私が昔 ワダチ の俳句を作ったのを思い出しました。
    その時に「轍」を調べた事があるんです。
    その時の印象としては、自分としては、車の車輪やその跡のことを、ワダチ と言うのだと思ったのに、辞書で調べたら、車輪の方は載ってなくて、「車輪のあと」だけが載っていた。
    それで、へえ~そうなんだと思った記憶があります。私も、車輪のことはワダチと言うんだと思っていました。
    だから、あながち私の思っていたのも間違いではなく、今では ワダチ は両方の意味が含まれていて いいんですね。
    もう一度 広辞苑で調べて見ましたが、やっぱり 車輪の跡 だけでした。古いんですね。
    そういうことで、fujimさん の轍の俳句はいいんですね。
       「いいんです、OK です」   これ、カビラ・ジェイ の物真似★

    10、 遠ざかる轍の音や五月雨        ふじ 

    これ、OK ですね。納得しました。
    昔 私の作った句ですけど、確か こんな感じの 俳句でした。
         臥龍梅維新の轍消えてをり    照れまん
    もう、すっかり忘れていたのを、思い出しました。

  14. kerocatcyan より:

    こんにちは。
    お久しぶりです。
    梅雨も本格的になりましたが、このじめじめ具合はお体にさわりませんでしょうか。どうぞ、ご自愛くださいね。
    ところで、先日の三句考えている時も頭の中にずっと有ったのですが、上手くまとまらずにいるうちに三句出来てしまったので、そのままになってしまいましたが・・・その事をつい最近思い出しまして(苦笑)・・・・何となくまとまりましたので詠んでみました。。、

    亡き父親の誕生日が6月9日で、天気予報で今年の梅雨入り云々・・の予報が始まると毎年嫌がおうでも父の事が脳裏に浮かびます。
        
       入梅予報今年も想う亡き父を   kerocat

    でも、上句の 入梅予報 これは思いっきり字余りですよね。
    それで、こんな風に詠み直してみましたが・・・・

       梅雨まじか今年も想う亡き父を   kerocat

    いかがでしょうか(笑)

    ふっと思い出しメモしてみましたら、照れまんさんに読んでいただきたくなりました。しばしおつき合いよろしくお願いいたします。

  15. 照れまん より:

    kerocatcyan さん こんにちはー
    お父上様は もうお亡くなりになられたのですか。
    我が家の父も だいぶ前に亡くなりましたので、同じですね。
    自分が いつの間にか 還暦を過ぎたのが 不思議な感じがします。
    さてさて俳句ですね。

       入梅予報今年も想う亡き父を   kerocat
       梅雨まじか今年も想う亡き父を   kerocat
    ことしはちょっと早かったですが、例年だと お父上様の誕生日 6月9日 はちょうど梅雨入りの頃と重なりますね。
    毎年、梅雨入り日 が誕生日より 早かったとか遅かったとか、自然に思い浮かびますね。
    上の俳句は、言葉が多いのに、よくまとめておられます。梅雨入り予報 ・ 亡き父・、誕生日 思い出 などですね。
    それらを少し省略しまとめて 書いてみると、こんな感じでしょうか。
       入梅日亡父の誕生日と近し     にゅうばいび ちちのたんじょうびと ちかし
    想う、と言う言葉は、ここではすでに想って書いていますので、省いても大丈夫だと思います。
    ただ、亡父 と書いて チチ と読ませるのはいけないという俳人も多くおられますので、ぼうふ と読んでもいいのですが、kerocat さんも 亡き父 とちゃんと書いておられますので、こちらを使うと・・・。
        亡き父の誕生日もう梅雨入りかな    なきちちの たんじょうび もう ついりかな
    こうすると 亡父 と書かないで 亡き父 と書いたので、クレームは無いと思います。
    お父上様の お誕生日が もう来たのか と言うことで、月日の流れの早さと 今年の御命日を思うことや、泪のような梅雨の雨 などなど・・・。こんな感じではどうでしょうか。
    急に書きましたので、もっと いい表現があるかも知れませんが 取りあえず・・・・。

    • kerocatcyan より:

      こんばんは。
      突然のコメントにもかかわらず、早々に返信頂きまして、有難うございました。またよろしくお願いします。

      • 照れまん より:

        kerocat さん こんにちはー
        ケロちゃんさん が お父様の誕生日を覚えておられるのが 素晴らしいですよ。
        私は 父も母も 誕生日なんか 憶えていません。
            梅雨まじか今年も想う亡き父を   kerocat
        いい句ですよね。毎年思い出されるのが ジーンとくる俳句です。
        「今年も・・・・」 と 「も」 となっているので、去年も一昨年も その前も 毎年思い出していた、と言うことですよね。 
        ただ、この句では 普通に思い出しているのとどこが違うのか解りにくい。なぜ梅雨に亡き父を思い出すのかが ちょっと解らないですね。
        句意をお聞きすると、お父様の誕生日が梅雨入りと重なるので、毎年思い出される、とのことでしたので、これは面白いですよね。
        命日 を憶えておられる人は多いかも知れませんが、誕生日を・・・と言うのが独創的で面白いです。
        だから、この誕生日を俳句の中に読みたいのです。だけど、俳句ってあまりに短いので 言葉が入りませんね。

  16. 照れまん より:

    fujimさん こんにちはー
    そういえば、ワダチの句が もう一句 応募はされていませんでしたが、作られていましたよ。
         梅雨の道よける轍のとばっちり    39ギター
    39ギターさんの 何句も作られた中に この句がありました。面白い句でしょう!
    この句の ワダチ も fujimさんと同じ使われ方。自動車の車輪の意味ですよね。
    この句も、作者の意向を 読み手がちゃんと読んでくれる句 ですね。
    梅雨の道に 水たまりがあったので よけたんだけど 車が来て とばっちりを受けて 泥水を跳ねられてしまった、と言うところですよね。
    発想は非情に面白いですよね。よくある風景と言えば そうなんですけど・・・。
    しかし、この句も よくよく読んでみると、どことなく 解ったような解らんような? ワダチがよけたのか?
    ワダチさんがとばっちりを受けたのか?
    そのあたりを 読み手はちゃんと 正しく読んでくれますね。
    fujimさん の轍の句と内容は違いますけど・・・・。面白いですね。
    そんなことを fujimさん の応募句を読んだ時に アッ 39ギターさんもワダチの句を作っていたと思いましたよ。

    • 39ギター より:

      こんばんは
      ただ今話題に上っております39ギターです。(テヘッ照れくさい)
      そうなんですよ、fujimさんのワダチの句を見て
      「あ〜ボクも作ったなあ、たしかに轍が分かりにくいかも」と思いました。
      作った本人としては、道路に出来たタイヤのへこみ跡に水がたまってその上を車が通ると回りに水をはねとばしてそばを歩いていた人に水がかかる、その一連の行程を「轍」の一文字「わだち」の3文字で表現できるのでつい使いましたが、読んだ人がそう解釈してくれるかどうかは分からないですよね。
      あと、「ワダチのトバッチリ」と言う語感が楽しくてこんな句になったと言うことです。
      夏草や轍にはさまれ花が咲く 39ギター
      即興でした

    • ふじ より:

      ワダチさん こんにちは~
      「轍ってナニ?」 と訊かれると、西部劇で馬車が行った後に続いてる二本の線 アレがそうだと思いますよね。
      でも「轍の音」だと、日本人のワダチさんもワタシも 車が走ってる時に道路に当たって聞えてくる音 だとなんとなく思ってるんですよね。  広辞苑には西洋編だけではなく、ジャパン編も加えてほしいモンです(^^)。

      ということで「いいんですね!OK!」 ・・・・な・ん・ですが、およよよ@@!
        梅雨の道よける轍のとばっちり    39ギター

      私のとは違って、読んだ瞬間「お!」と言う新鮮さがありますね、 素晴らしい!  これは、「梅雨の道」で、「轍のとばっちり」を「よけた」を、倒置法で詠んであるのでしょうか?  「とばっちり」と言う言葉で、轍さんを擬人化してるところが面白いですよね。
      やはり、「とばっちり」受けたり、「車輪でタップを踏んでみたり」しないと面白い句はできませんかねぇ・・・ーー?

      kerocatさんの句、「入梅予報」を推敲して「梅雨まじか」とするあたり、拍手ですねぇ・・・・ いやや私なんかに拍手されても仕方ないか(^o^ゞ
      照れまん先生の添削、私も読ませてもらってとても勉強になりました。
        梅雨寒や卵ごとごと茹であがり  ふじ
      以上こちら、ゆで卵から逃れられない fuでした~~。

  17. 照れまん より:

    fujimさん こんにちはー
    山口の ワダチ さんと 広島の ワダチ さんの 共演。
    梅雨 と ワダチ で 俳句は短いので 同じになりそうなのに、全く違いますね。
    fujimさん の自然描写。雨が降っているので、車の音が違って聞こえる、と言うのと、
    39ギター さんの 人間を読んだ 可笑しみのある句。よけたのにとばっちりを受けた、というのが面白い。それぞれ違っていて 面白い☆
    どちらも原句のままで、意味はとってもよく解るので、いいですよね。

    それから、いつも頭が ゆで卵状態で、最近どうも 黄身が腐ってきているような照れまんですが・・・・。
        時ならぬ重ね着梅雨寒ゆで卵   ふじ
    この句は面白いですよね。
    ブツブツ切れる感じと、突拍子もなく ゆで卵 が出てくるのが ユニークで 面白い。
    この句は 個性が出ているので このままが一番いいでしょうね。
    もし・・・、もし私が 同じ状況に居て、この場面を 詠むとしたら どうだろうなと考えてみたのですが・・・・。
        一枚の衣ゆで卵梅雨寒し    いちまいのきぬ ゆでたまご つゆさむし
    こんな感じかなあと、作ってみたりしてました。

  18. Pu'uwai より:

    皆さん こんにちは
    今日は里芋プロジェクトで山奥に山女魚を食べに行く日でしたが、雨で中止になりました。で徒然なるままに、、、、

    ここを覗いていて、先日から気になっていたのが轍に車輪の意味はないと思ってました。あくまで馬車が通った後にできる2本の筋で、舗装される以前の日本の農村の砂利道にはこれが必ずありました。梅雨の時期はぬかるんで掘れてます。水も溜まります。乾燥した季節はぱりぱりの煎餅というか、粘土が乾いた様相です。真ん中と両側にだけ草が生えて轍には草が生えません。 

    遠ざかる轍の音や五月雨   
    私はfuさんの家に用事で見えた人が帰る。その時に雨が降っていて、帰ってしまう人の遠ざかる車の音が一層寂しく聞こえたのかなと思いました。でも、車輪の音とは思いません。轍で違和感がなかったのは轍を昔に見知っていたからでしょうね。

    時ならぬ重ね着梅雨寒ゆで卵   ふじ これもいいよね。この頃ずっと梅雨冷えですね。

    梅雨の道よける轍のとばっちり    39ギター 
    39ギターさん はじめまして
    この句は凄く良く解ります。 梅雨のころに跳ねあがって来る轍の水を被らないように傘で足もとを覆うのは経験ずみです。

    夏草や轍にはさまれ花が咲く 39ギター  
    これもよく解ります。 
    通学の途中で罠を作ると言って、真ん中の草と端の草を結んで引っ掛ったら転ぶようにと罠を作りました。勿論引っ掛る人なんて居ません。でも子どもの頭って発想がユニークで豊かだったなと今では思います。オオバコやエノコログサ、ぺんぺん草(アレチノギク)のように強い雑草が生えてましたよ。

    わいわい句会って、おあとも又、楽しいですね。 これで一杯ぐいーっと!山女魚はなくても肴に事欠かない。

    • Pu'uwai より:

      照れまんさん
      「雪解川太古の森を奔りけり」  添削ありがとうございました。 
      この句は上高地の感動をズバリ言い尽くしてます。 まさにこの通りでした。ぴったりの写真がありますが、フォトコンに出すかも知れないのでupしません。7月のカメラ教室で先生が自分で選んだ候補写真の中から2枚選んでくれます。外れたらupしますね。

      それから太古の森という地名はありません。鬱蒼と昏い原生林をそのように感じました。

    • 照れまん より:

      pu’uwai さん こんにちはー
      山女魚で一杯 いいですねえ!
      里芋プロジェクト ですか。静岡は奥が深いので、相当な山の中なんでしょうね。
      それから、梅雨に入って 茶畑はどうなんだろうと心配ですね。こちらも少し 大雨になっています。

      ところで、ワダチさんは 面白かったですね。轍 だけでも 考えると本当に面白い。
      西部劇の馬車の轍から、田舎の農道の轍まで さまざま。
      私の田舎は 県道がほとんどなんですが、子供の頃はまったく舗装されていなかったので ワダチだらけ。
      雨が降ると 水たまりだらけ。そこを、バタンコ バタバタ が通るので水を掛けられて・・・。
      学校の帰りに バタンコの後ろに乗せてもらうのが楽しみでした。
      昔は 草の罠 なんか 男の子はよく作りましたよ。

      ところで、pu’uwaiさんの句は 本当は内容的には 天 の句なんですけど、御免なさい。
      惜しい句 の方にしてしまいました。
      また、写真の方も楽しみにしています。
      そういうことで、お忙しいのにありがとうございます。また ヨロシク・・・・。

    • 39ギター より:

      Pu’uwaiさんこんにちは
      はじめまして39ギターと申します。
      Pu’uwaiさんのブログも時々拝見しておりますが、大変きれいな写真がたくさんあって気軽にサンダル履きで入って行ける様なところではない様な気がして、足跡は残していませんでした。
      照れまんさんのここのブログはサンダル履きの気軽さだって?そこがいいでしょ!
      Pu’uwaiさんにボクの句を取り上げていただいて喜んでいます。
      ボクもワダチは道路に残った車輪のくぼみのことだけだと思っていましたが、車輪の意味もあると言うことでそうなるとちょっと分かりにくいと言う指摘をいただき改めて認識したところです。
      しかし、ワダチと言う言葉は便利ですよね、たった3文字で「道路に残った車輪のくぼみおよび両輪」と言うことが表現できる訳ですからこれからも機会があれば使おうと思っていますが使い方に注意と言うことですね、照れまん先生・・・

  19. 照れまん より:

    fujimさん こんにちはー
    今回の句会の兼題 「梅雨」 がなかなか出来なくて、結局いい句は出来ませんでした。
    皆さんも捨てた句があったと思うんですが、私も捨てる句ばっかりだったので悔しいので 少しここに載せてみます。
        梅雨なれど女の勘は湿らない   照れまん  
    馬鹿でしょう?これって、怒られちゃいますよね。
        君の名をつい間違えて梅雨の雷   つゆのらい  
    これも、同じく・・・。男って、ついつい 彼女の名前を間違えることがあるんです。
    女房が居ても つい寝言で昔の彼女の名前を呼んだりして・・・・。そのあとは、そりゃもう・・・??
        荒梅雨や三途の川も溢れ出し
        梅雨出水三途の川が渡れない
    やっぱり、馬鹿でしょう。
        愚痴小言聞こえぬふりや五月雨るゝ
        梅雨籠人間関係修復不可
    う~~ん、どうなんだ??って感じですよね。漢字ばっかりでもねえ・・・・。
        荒梅雨や日本沈没棚の端
        梅雨深しアプリにライン、ツイッター
    帯に短し タスキに短し ですよね。
    最後にちょっと気に入っているのを・・・・。
        竹藪に逃げる光秀走り梅雨    照れまん
    やっぱり 馬鹿なんだけど まあ、こんな感じでした。

    • ふじ より:

      こんにちは〜〜
        君の名をつい間違えて梅雨の雷  パチコンッ! ほっぺた張ってやる!!  ・・・とは言っても・・・ 女房へ完全に心を許してしまってるから、アホなことに、つい間違えてしまう?? そんな甘え心が奥に潜んでるとすれば、、、憎み切ることはできないかもかもかもかも・・・^^?
      fufufu どれも吹き出してしまいそうですが、
        愚痴小言聞こえぬふりや五月雨るゝ
      これはいいんじゃないですかねぇ・・・ダメですか?
      私も作ってしまいそう^^、ちょっと好きです。
        竹藪に逃げる光秀走り梅雨   照れまん
      うんなるほど。 ナニやら曰くがありそうな雰囲気があります。

      こんなんだったら(^o^ゞアハハ失礼な)私だってあるぞぉ~~。  同じようなのばっかりだけど^^。
        呑み込んだ言葉こぼるや梅雨きざし
        見つからぬまま梅雨に入る探し物
        走り梅雨幾重も深き探し物
        梅雨じめり思い出せない忘れもの
        探し物見つからぬまま梅雨籠り
        動じない素振りのままに梅雨籠り
      どうじゃ、どんなもんじゃい~~  な~んて、こんなんを照れまん君のと同類にしてしまっては大御無礼ですねぇ(^o^ゞあははは  「梅雨」って、なんとなく心情的なこんな気持ちが湧いてきますね。

      Puさんのいう 轍、分かりますよ。 農道なんか、お天気悪くても轍がめり込んでぐちゃぐちゃだし、乾いてもガチガチ凸凹で歩きにくかったよね。
      ウチの前の道は交通量は多くないけど舗装されてるので、雨が降り出すと、ジーンケリーが雨の中タップを踏んでると同じような音を、ビチャビチャビチャ~とたてながら車が通り過ぎて行きます。
      でもそれは、ブーンと「車の走る音」とは違うのよね。
      舗装されてるから轍はないけれども、やはりあれは、「轍の音」 と言ってしまう、、、 すぐに消えてしまうけれども、道路の上の雨に轍が残ってると言えなくもないが・・・? とにかく「車輪の音」ではなく「轍の音」が一番ぴったりだと思ってしまいますよ(^^)。

      • ふじ より:

        昨日何気なく書いた上↑のコメントで思い至りました!!
        轍は出来てるのです。雨が降れば道路の上の雨水に轍が出来ています。 それがすぐに消えていきます。 それを耳で聞いています。 その音が移動するのであたかも動いて遠ざかって行くように感じる。
        晴れた日には「轍の音」と言う表現はあまりしません。「車の音」「車輪の回る音」しか感じていない、聞いていないからでしょう。 でももし、エンジン音が聞こえなくて、タイヤが道路に接する抵抗音だけを聞きつけた詩人は、タイヤと道路の間の空気にできた「轍」を感じ、「轍の音」と表現するのではないでしょうか。
        目で見た「轍」ではなく、耳で耳ざとく聞きつけた「轍の音」、そういうことではないでしょうか!!
        だから広辞苑は間違っていない。 ただ人間はその「轍」を、形ではなく耳で感じた時に「轍の音」と表現する。
        ということで、どうでっしゃろ?
        そうだそうだ、そうにちがいない(^^v あーすっきりした! と一人喜んで早起きしたワタシでした・・・・^^?

  20. 照れまん より:

    fujimさん 早起き おめでとう御座います。
    決して、お年を召されたので 早起きになった、と言うのではないのですよね。よかった!!
    ワダチさんが轍で転んで、ワダチの水でびしゃびしゃのワダチさん、ワダチ馬鹿よね★

    ワダチ・わだち・轍 だけでも 面白かったですね。轍の音 うんうん解ると納得。
    ついつい何気なく使っていたのが、はっきりと意識するようになりました。
    とは言っても、だいぶ前に轍の俳句は作りましたので、また 別の物を作ってみようと思っています。

    ところで、梅雨の俳句 沢山出来ましたね。
    探し物は何ですか?忘れ物は何ですか?落し物は何ですか?
    傘が無い?今日の問題は傘が無い?じゃなくて、つゆのつゆ! 
        時ならぬ重ね着梅雨寒ゆで卵   ふじ
    この句を、「 一枚の衣ゆで卵梅雨寒し 」 と変えてみたのに、もう少し変えて・・・、
    「 梅雨冷や上着一枚ゆで卵」 
    この方が、語呂がいいので、こう変えてみました。

    • ふじ より:

        「梅雨冷や上着一枚ゆで卵」 いいですねぇ!☆☆! うまくまとまりました、ありがとう! ぴったりそのままです!! 重ね着 でなかったら 着込む・・・ それだと 時ならぬ が不要・合わないので、
       「梅雨寒や着込んでごとごとゆで卵 ?」 などと思案してました。
      シビアに言うと、「着込む」は上着の下に重ねて着ることらしいのです。 
      上に引っ掛ける重ね着と微妙に違うし、寒いので着込みましたって説明してる? なんて思っていたのです。

      いやいや今回もわいわい、楽しませてもらいました~~。
      物理、数学、音楽が好きと言われる 39ギターさんより先に「轍の音」の真理に到達したし、満足満足(^^)・・・ な~んて、ん?真理? ま、いいじゃないですか(^o^ゞありがとうございました~~。

    • 39ギター より:

      こんにちは
      ゆで卵で盛り上がっているのでこちらとしては「温泉卵」で殴り込みたいのですが、なんせ7文字のため中七固定、上五と下五を散々考えるも何も出ず、悩んだあげく
      梅雨冷えは炊きたてご飯になま卵 39ギター
      温泉卵がなま卵にもどってしまいました。
      卵ご飯美味しいですよね。
      食欲は真理に勝
      おっと、血糖値に気をつけないと・・・

  21. 照れまん より:

    fujimさん 39ギター さん こんにちはー
    ワダチさんも ついに認知されて ワダッチ になりましたね。
    おめでとうございます・・・・、なんちゃって。今度は卵 タマゴッチ??
    実は、私も 卵 が出て来たので、卵の俳句を考えていたのです。
       ちょうどよき半熟卵梅雨籠     照れまん
    まあ、別段 意味の無い句 なんですけどね。
    fujimさんの句 「時ならぬ重ね着梅雨寒ゆで卵   ふじ」
    の句を、     「梅雨冷や上着一枚ゆで卵」  に変えて御免なさいね。
    そこで、ついでなんですけど 39ギターさんの句、
     「五月雨や傘を打つ音アルペジオ    39ギター 」 の句なんですけど、とってもいい句なんです。
    それで、私も一票入れたんです。ちょっと書き変えて 「五月雨や傘の奏づるアルペジオ」としました。
    御免なさい。表面的にちょっと変えました。
    この句も、そうなんですけど fujimさんの 寒い→重ね着 と似て 言い過ぎと言うか、イメージが固定しすぎるきらいがあるのです。
    雨 → 傘 で誰もが連想するイメージですよね。それで、もし、この句を私が作ったら・・・、ということなんですけど、ゴメンナサイネ。
    私だったら 傘は 出さないだろうと思います。こんな感じ・・・・。
        「 五月雨やときに激しきアルペジオ」  などとします。
    そうすると、読み手が勝手にいろんなことを思ってくれます。雨脚と想う人。楽器の練習と思う人。
    なにかの曲を連想する人、それぞれ読み手が勝手にイメージして読んでくれますよね。
    時に激しく、時に優しく・・・、ということです。
    原句は 傘に雨が当たって アルペジオのように聞こえる・・・という、比喩の面白さはあるんですけど・・。固定概念から脱却することが出来ます。
    もう少し、広い世界になるかと思います。
    解説は不要ですが、自分で言えば ベートーベンのピアノソナタを連想しています。だけど、これは言う必要はまったく無いですね。
    そんなこんなで、色々御免なさい!俳句って 面白いですね。

    • 39ギター より:

      う〜ん、なるほど
      作り手のイメージを具体的に押し付けることより、読み手の連想を引き出して読み手の想像力で俳句が完成すると言うところですね。
      深い、もはや悟りの境地、さすが照れまん先生・・・
      ちなみに同じ頃の似た様な句で
      雨だれはリュートの響き梅雨籠 39ギター
      なんてのもありました。
      これも押し付け過ぎのようですね、雨だれはピアノでしょ!、だいいち「リュートって何?」ですよね・・・
      読み手が自分にとって一番身近な楽器とか楽曲を想像する、そんな句がいいのかもしれませんね。

  22. 照れまん より:

    39ギター さん こんにちはー
      「 雨だれはリュートの響き梅雨籠 39ギター  」
    これは、面白い! 意外性がありますよね。
    「雨だれは・・・」、とくると、 当然  「雨だれはショパンの響き・・・」 ときますよね。
    それを、ショパンより もっと 古い時代の楽器を持ってくる。
    私は ショパンのピアノより、もっと古いバロックの時代のリュートの方が好きなんですと。
    パクリ を逆に風刺していて面白い。
    リュート って 生で聞くと 音が小さくて ホント 雨だれっぽい☆大賛成!!

    ところで、温泉卵の続きで 俳句の季語に 卵 があるのを御存知でしょうか。
    「寒卵」カンタマゴ と言うのが 冬の季語にあるんです。昔は冬には食料が乏しくなるので、寒卵は貴重な栄養食。卵自身も冬は栄養分が多くなるようなので、「寒卵」と言う季語が出来たようです。
    そこで、昔作った句。
          「 寒卵言葉が先で文字は後 」  照れまん
    こんなんを作った記憶があります。
    これは、「卵が先か、ニワトリが先か」と言うのを、もじって 人間は言葉の方がはるかに早く出来て、そのずーっと後で 文字が出来た というものです。
    はっきり言って、卵 と言うイメージから浮かんだことを 頭の中で作った句なので、理屈だけで作った句です。
    こういう句は 頭が勝っていて 余韻が無い句として、嫌われます。
    だけど、たまには、こんな理屈の句も、自分の中では面白いのですよね。
     

    • 39ギター より:

      こんにちは
      寛太孫あれ?寒卵これこれ(Macの漢字変換ショボい)
      寒卵は初耳ですね、寒餅とか寒仕込みとか寒椿とかは聞いたことがあるし何となく想像できますけどね。
      ところで「雨だれ・・・」の句ですが、自分としては「雨だれは」あのショパンの名曲は全然意識がなく「ポタポタと軒先から落ちる雫の音」の意味で使ったのですが、やはり作り手と読み手の違いで「雨だれ=ショパンの名曲」となってしまいましたね。
      〜〜〜
      梅雨のじめじめした空気の中、窓を開けていると軒先から落ちる雫の音がなんだか懐かしい音のように聴こえてくる、いつの間にか居眠りをしてしまって雫のポチャッと落ちた音でフッと目を覚ます
      〜〜〜
      そんな情景だったんですよね。
      だから「雨だれ」とか「リュート」と言う言葉は使わずに単に
      梅雨籠雫の音の子守唄
      とか
      梅雨籠雫の音で目を覚ます
      とか
      もっと読み手の自由度にゆだねた方が良かったのかもしれませんね。
      いや〜、俳句って本当に難しいですね、でも面白い・・・
      ・・・
      おっと、仕事仕事・・・

  23. 照れまん より:

    39ギターさん こんにちはー
    仕事は 無事に終わられましたか?・・・・ それは良かった!
         雨だれはリュートの響き梅雨籠    39ギター
    とてもよく解る俳句です。雨粒が軒から落ちる音が リュートのように聞こえる、と言うのですよね。
    とってもよく解る句です。確かにリュートの響きはよく似ています。
    ただ 惜しいと思うのは 梅雨籠 は梅雨の雨の降っている日に、うっとおしくて、外には出ないで籠っている状態。
    雨だれ も 雨の落ちている、雨が降っている状態。
    つまり、梅雨 と雨だれ と同じことが2つ重なるんです。これが、勿体ないです。
    自句自解 を読んでみると、居眠りをしていて、雨だれのポチャと言う音に目覚めた、とありますので、それをそのまま普通に俳句にしてみると こんな感じでしょうか?
        雨だれの音に目覚むる昼寝かな
    簡単に書くと、こんな感じです。昼寝が夏の季語になります。ちゃんとした昼寝ではなくても、ちょっとした仮眠でも、昼寝 としてもいいように思います。
    「昼寝覚」 ひるねざむ とか 「午睡」 とかいう言い方もあります。
    昼寝でなかったら、もう一度考え直してみましょうか??

  24. 39ギター より:

    こんばんは
    照れまん先生有り難うございました。
    勉強と言うのはただ単に口を開けて待っているよりこうやって「問いかけて返ってくる」「問いかけられて返す」この繰り返しが大切ですね。
    その昔ソクラテスは弟子のプラトンとの対話の中で哲学を構築して行ったと言います。
    (ソクラテスとプラトンだったよな、たしか・・・?)
    対話の中から少しずつ真理が見えてくる、これですね。
    わ!、ソクラテスとプラトン、すごいことになってしまった・・・
    (例えが大袈裟!)
    普段対話のない環境で一人で考えているので、今回のやり取りはいい勉強になりました。
    あまりしつこいと先生もお疲れでしょうから、これぐらいにしておきます。
    また、句がひらめいたらお願いしますね。

  25. 照れまん より:

    39ギター さん こんにちはー
    ソクラテス と プラトン ですか。 やっぱり、39さんは 凄い。
    理科系で 論理的に物事を考え 構築していかれるのでしょう。
    こっちは クソクラウス か フラチドン ですからね。
    今後とも、よろしくお願い致します。

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