ＮＹタイムズ、行くべき場所3位山口市

New York Tims ” 52 Places to Go in ２０２４“

アメリカのニューヨークタイムズが1月9日、「2024年世界の行くべき52カ所」を発表。その三番目に、日本の「山口市」が選ばれたそうです。
去年、岩手県盛岡市が二番目に選ばれて話題になっていましたが、その2024年版のようです。

山口市が選ばれた理由として、
①　「西の京と呼ばれ京都に比べ『観光公害』が少ないこと。
②　「国宝の瑠璃光寺の五重の塔は完璧な庭園を備え、息を呑むほど素晴らしい」
③　「市内の曲がりくねった小道では、様々な体験が出来る」とし、洞春寺の境内にある陶芸工房「水ノ上窯」の他、コーヒーショップやカウンターで食べるおでん屋さんなどのグルメ情報にも触れている。
④　「徒歩15分で行ける」とし、「湯田温泉」も紹介している。。
⑤　4年ぶりに開催される山口祇園祭は京都の祇園祭にも劣らない歴史がある
このように書かれているようです。

山口県に生れた者としてはとても嬉しいですね。本当に山口市は美しい綺麗な街。こじんまりとしていて静かです。瑠璃光寺は美しくて素晴らしいですよ。
山口県人としては申し訳無いのですが、洞春寺は行ったことがないのです。御免なさい！いつか行ってみたいですけど、もう行くことはないでしょうね。残念！！
こちらより、山口県では常栄寺の雪舟庭の方が有名なのです。昔は雪舟庭を見ながら抹茶などが飲めたのですが、今はどうなんでしょう？？
街の中心の小高いところに「ザビエル記念聖堂」があります。１９９１年に消失しましたが、１９９８年に再建されました。白い鉄筋コンクリートの素敵な聖堂です。１５５１年、フランシスコ・ザビエルにより日本で最初のクリスマスミサが行なわれた「クリスマス発祥」の街なのでクリスマスはとても素敵です。
それからちょっと離れてはいますが、美祢市には「秋芳洞」もありますし、岩国市には「錦帯橋」もあります。

山口市と言えば、私の子供の頃は人口が10万人に満たない日本一人口の少ない県庁所在地として有名でした。山口県の中でも四番目五番目の市でした。2000年合併する前の人口が13万6千人。平成の大合併が2005年。近くの小郡市と阿知須町を合併。今は大体20万人で山口県では第2位の人口になっています。
昔ドラマで、主人公が東京から東海道本線・山陽本線に乗って山口まで行くんです。そしたら、車掌が「次は山口、次は山口駅です」というのがあったのです。それを見ていた私は
「オ～イ、コラー！山陽本線には山口駅は無いぞ～！！」と怒鳴っていました。小郡駅から単線の山口線に乗り換えて山口駅まで行きます。
それから、新幹線に山口駅はありませんでした。小郡駅です。それでは具合が悪かったのでしょうね。それで、山口市が小郡市を吸収合併して、今は「新山口駅」となっています。「のぞみ」も結構沢山止まるんですよ。

ちなみに、2024年行くべき52カ所の第一位ですが、こちらは「４月に皆既日食が見られる北米全域」だそうです。
二番目は、オリンピックが開かれる「フランスの首都パリ」だそうです。

山口のローカルニュースでも取り上げられてていて、山口市長が喜んでインタビューに答える姿が放送されていました。一般市民は「エー何で？」「何にも無いのに？」なんて答えていました。大笑いです。何はともあれ、とにかく嬉しいし有り難いことです。
今年は暗いニュースばかりかと思っていましたが、山口県にとってはいいニュースが届きました。