照れまん君の 第3回ワイワイ俳句会 俳句募集 兼題「月・名月」

皆様こんにちはー。
猛暑の夏がようやく去ろうとしていますが、九月に入ってもまだまだ残暑が続いている今日この頃です。
さてさて、今年の暑さでぐったりしていた照れまんですが、ようやく秋になりかけ、涼風が吹き始めて息を吹き返しつつ・・・、また久しぶりに ワイワイ俳句会を開こうかと思います。
第1回が「蕗の薹」、第2回が「桜」 でした。そこで、今回は「月」・「名月」をお題とします。

《第3回ワイワイ俳句会の兼題は「月」・「名月」です》

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少し季語の説明をしますと、「」は一年中出ていますが、俳句では、ただ単に「」とだけ詠めば秋の月のことになります。「」は季題としての言い換えも多いのでそれらを少し書いてみます。
「名月」は他に「十五夜」・「満月」・「月今宵」・「望月」「明月」などなど,他にも沢山の言い方があります。それから、名月の月の初めから、「初月」・「二日月」・「三日月」・・・、省略しますが、それから、「上弦」・「下弦」だけでも秋の月の季語です十五夜を過ぎますと、「十六夜」(いざよい)、「十七夜」又は「立待月」、「十八夜月」又は「居待月」。その翌日は、「臥待月」。その翌日は「寝待月」となります。名月の日に雲が厚くて月が出ない場合は、「無月」。雨ならば「雨月」となります。
それから、仲秋の名月の一か月前の満月を「盆の月」と言います。盂蘭盆会の夜の月になりますが、今回はこれも OK にします。
もう一つ、仲秋の名月の一か月近く遅い次の満月の前の十三夜を「後の月」と言います。別の言い方で「十三夜」とも言います。こちらは「豆名月」とか「栗名月」と呼ばれています。これも、今回は OK にします。「月」だけでも「朝月」、「昼の月」、「月の入」、「月の出」、「遅月」、「月白」、「幻月」、「月の兎」などなど、まだ書ききれないほどの言い換えがあります。
月一つをとっても、これだけ沢山の言い方があるのに、日本人ってすごいな、と感動するはずです。月 が入っていれば まずは OK です。

応募は、一人五句まで。締め切りは、大体一か月後,10月中旬を予定しています。10月の「後の月」頃には句会を開きたいと思っています。
投稿はここのブログのコメント欄でも構いませんし、これから新しい記事のコメント欄でも、どこに入れて頂いても構いません。
アマチュア、素人の方、初めて俳句を作られる方、大歓迎です。どなたでも、ご自由に投稿して下さい。

この句会の提供は「山本柑橘園」様になっておりまして、わたくし照れまんが 独断と偏見で 「」 を選ばせて頂きますが、「天」の方には、副賞として山口県大島郡の山本柑橘園様の蜜柑一箱 をお送り致します。

前回の兼題が「」。今回が「」。花鳥風月の花と月。日本人に生まれましたら、一句は詠んでみたい季語です。月って、しょっちゅう見ているのでとても簡単そうですよね。ところがこれが意外と難しいのです。ボケ防止にも大変いいのが五七五ですので、指折り数えて、是非一句ひねってみて下さい。
駄洒落句なども大いに結構ですが、駄目な例を一つ書いておきます。
「月々の月見る月が運のつき」    こんなのは、すでに多くの人がパロディーを作っていますから、駄目ですよ。先に書いておきます。
この句会は、決して優劣を競うのではなく、古くから日本人の楽しんだ俳諧・俳句を、今楽しみながら作ってみましょうということですので、そこんところはヨロシク!!
ではでは、・・・・・。               
                           2012年 9月12日     照れまん

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照れまん君の 第3回ワイワイ俳句会 俳句募集 兼題「月・名月」 への19件のフィードバック

  1. fujim より:

    出た出た月が~~~、まあるいまあるいまんまるい・・・・
    う~さぎうさぎ なに見てはねる、、、
    「三日月の・・・・」    もしもし・・・・? ナニ騒いでるの!ペシッ!

    いやいやいや、第3回ですよ、 ワイワイ俳句会の開催オメデトウございます。
    「月」・「名月」 と言えば、 「三日月の・・・」 これしか出てこないー><ー
    「三日月の頃より待ちし今宵かな」 私より先にこんな句を詠んだ人はいったいダレ!
    しかたない、 「新月の頃より、、、」  にするかぁ・・・・・
    いや待てよ、 今回は小太郎君のうしろに隠れとくんだった。 
    小太郎君が外野席から出たら外野席から声を揚げる? 付いて出る?

    と、言っておいて・・・・ っと^^むふふ まだひと月ある、 ひらひらと名句を
    落としてもらえないか、 タノシミながらお月さんにお願いしてみよう~~っと。
    それにしても、 お月さんを表したこんなにたくさんの言葉!
    一つ一つに微妙に違った風情を感じてきたのでしょう、 日本人って素晴らしいですね。

    • 照れまん より:

      fujimさん こんにちはー
      長い間 さぼっていたので 久しぶりに 句会を開こうかと思いました。
      前回 桜 だったので 次は 月 しかないだろうと 月 にしました。
      十六夜 いざよい から 立待月、居待月、臥待月、寝待月  のあたりは どれも 一句づつ詠んで見たい季語ですよね。
      しかし、月は普段見ているので、なかなか俳句にはならないのです。皆さん、手こずると思いますので、ゆっくり 作って見て下さい。
      一か月ありますので、私も これから 考えるところです。

  2. saganhama より:

    こんにちわ(^^)え
    我が家へのコメント有難うございました。と言う事で訪ねてみたら!!!
    第3回ワイワイ俳句会の募集ですか!!兼題は「月」・「名月」ねぇ~~
    指折り数えて俳句を作ったのは半世紀も前の事なのでチョットやソットで
    は浮かびませんね(^_^;)
    それにしても日本人は月を表すのに色々な言葉を考えるものですね。英語
    ならMOONだけでおしまいのような気がしますが?まてよ確か映画でペー
    パームーンなんて言うのが有ったから別の言葉もあるかもしれませんが。
    大島名産の蜜柑一箱は欲しいですが(^^)v 俳句のセンスZeroなものでし
    て・・・万が一浮かんできたら応募しますので宜しくお願いしますm(__)m
    皆さんの句を楽しみ拝見させてもらいます。

  3. 照れまん より:

    saganhama さん こんにちはー
    ようこそようこそ こんな田舎まで、よくお越し下さいました。
    hamaさんの所はず~~と以前から 毎日見ておりましたですよ。写真はとても上手ですよね。
    記事も写真の配置など、小さい写真から大きなものまで手が込んでいます。私は面倒なので、全部同じ大きさにしています。
    屋代島 には かなり大きな橋が 架かっているでしょう。
    ちょうど 佐藤栄作総理大臣の頃に計画が進み、石油ショックの頃 工事中でした。 
    石油ショックで、途中工事がストップしたり 又再開されたり 工事費用が3倍に跳ね上がったという いわくつきの橋です。
    でも、島に住む人にとってはありがたい橋です。

    俳句 は 私もまったくそんな素養はありませんでしたが、暇なので始めたと言う感じです。
    俳句は 3歳の童にさせよ、と言うくらい、素人や初心者の方が素直で面白い句が出来るんですよ。
    ですから、hamaさんも それから 奥様も 是非一句ひねって見て下さい。
      「月を詠むなんてムリむり無理ですよ」  と言うのも もう 五七五 になっていますからね。
    これからも、ヨロシクお願いします。

  4. haw小太郎 より:

    こんばんは^^。
    第3回俳句大会ですか~^@^・・月、お月さまか?・・うーん、つきつき・・
    ・・ツキツキバンバンツキツキバンバン・・あれはチキチキか(>_<)
    昔吉田拓郎の歌にあったな~、どちらも作詞は岡本おさみなんだが・・
    ♪~上弦の月だったけ~久しぶりだね~月見るなんて~♪(旅の宿)
    ♪~もう眠ろう~もう眠ってしまおう~臥待月の出るまでは~♪(祭りのあと)
    あとは・・月がとっても青いから遠回りして帰ろう・・ってこれは古いね~(^O^)
    でなになにfujimさん何かつぶやいてたようですが^^私は今回は外野席から一歩も出ませんよ~!^^!
    それからhamaさん!昔俳句やってたの~@@・・こりゃまた面白い展開になりそうですね~^@^
    前回はスリリングな展開だったからね~^^・・今回も楽しみですね~ヽ(´ー`)ノ

    • 照れまん より:

      小太郎さん どうもどうも
      君は いろんな唄を知っているので、ひょいひょい と俳句が出来るんじゃないの??
      豊さんの為にも 一句は 詠まんといけんよ~~。
      君がもし「天」に選ばれても 君んちは蜜柑がいっぱいあるから、いらんじゃろう!
      その時は 私がもらっとこう!

  5. kenji より:

    こんばんは…いつも楽しく拝読しています。
    さっそく「月」5句です。よろしくお願いいたします。

    ①追い込まれファールで粘る無月かな
    ②名月があってもなくても吠える犬
    ③二日月フランス革命語る人
    ④乗りかえて乗りかえてなお月が来る
    ⑤ヘミングウェイそっと閉じれば月の海

  6. 照れまん より:

    けんじさん こんにちはー
    ウワオーッ、けんじさん すごすぎ~!!
    早~~い! けんじさんはプロじゃないですか。すごいね。
    俳句って、作ろうとすると 一つ考え始めると そこから抜け出せなくて、同じところで堂々巡りをするんだけど、さすがにけんじさんは 句会で たたき上げ!違いますね。
    けんじさんの句を見ると みんなとっても勉強になると覆います。こういう風に俳句って作るんだなと・・・。
    一つ一つがみんな違っていて、なるほどと思いますよね。素晴らしい!!

    • kenji より:

      照れまんさん、コメントありがとうございます。
      最近、あっちこっちで即興で一句・一首頼まれる事が多いので、瞬発力がつきました。
      脳トレーニングに良いかも…

      • 照れまん より:

        けんじさん こんにちはー
        実は 私自身が けんじさんの短歌や 俳句を 読んで 勉強させてもらっています。
        どうして こんなにポコポコ出来るんだろうと 脅威ですよ。
        すごすぎ です。
        これから、けんじさんは 短歌集 や 句集 を出版される 歌人や俳人になられるお方だと思いますので、こんなところへの投句ありがたいです。
        けんじさん すごすぎるので ハンデ を付けんと イカンかなあと思ったり。
        笑うしかないですよ!

  7. medaka4841 より:

    細月を 見上げてごらん 曼珠沙華  じゃない  細月を 見上げて群れる 曼珠沙華
     青空に 名残りの月と 曼珠沙華  稲刈りを 終えて煌々 田に満ちる
    切り株の 影は揃いて 西向きよ 
      う~ん もう一声が出てこない
    下戸の我 作れる酒は 月に揚ぐ   
      風呂場より 流れる歌は 炭坑節   この句は娘が宿題で作ったもの(小6)。月をイメージしてつくるそうな。
    最初は  路地裏に 聞こえる歌声 父子かな
     だったんだけど 私が チャンチキおけさを歌ったら むくれてしまい あわててサポート!
    何が言いたいのか聞くと 「向かいの棟で いっつも 男の子とお父さんがお風呂で歌っとうやろ。あれやねん。」  「ほな 路地裏ちゃうやん。」 「ほんでも月いうたら 路地裏やろ。」 って  こいつ何考えとんやろ・・・。母は 頭抱えましたよ。でチャンチキおけさで 怒るし。
     素直に作れ と言うてできたんが 前述の句。炭坑節はチャンチキおけさと一緒に歌ったせいです。

    • 照れまん より:

      猫薔薇さん こんにちはー
      お嬢様も 俳句 作るんじゃないの。そしたら、代筆で 猫薔薇さんが応募してもいいですよ~!
          「 風呂場より流れる歌は炭坑節 」
      これって、面白いよね。大人だったら「、月を詠め」と言われると、一所懸命月を詠もうとするのに、唄に出てくるから 唄を詠んじゃう。子供って 意表を突くよね。これ座布団1枚☆

      ところで、ところで、 どれが 応募句なの??
      「細月を見上げて群れる曼珠沙華」 こちら。それとも、 「青空に名残の月と曼珠沙華」 こちら???
      まだまだ、一か月ありますから、こrから、ゆっくり・・・・・??

    • fujim より:

      わ~おmedakaさんも早い! そして 出た! 炭坑節・・・・
      私も今 炭坑節の句 だけ浮かんでるんですよ。
      「・・・疾うに居ぬ父 炭坑節」 ただいま 「上五」 を吟味中・・・、
      こうなったら小6娘さんと勝負じゃワ~^^~。
      それから
      「けんじさんの句を見ると こういう風に俳句って作るんだなと、みんなとっても勉強になる・・・。」と言われても、 初心者左脳人間fuには、 なんとなく分る②番以外は、 けんじさんに解説してもらわないと、 全然分りまっしぇ~><ん。
      どんな場面・心情を詠んでるんでしょうねぇ・・・・聞いても相当ハイレベルの
      medakaさんやPuさんぐらいの脳味噌でないと 分らないんでしょうねぇーー。

      • fujim より:

        今朝、medakaさんのはじめのコメントを読んで、上のコメント入れたら、ビックリ!!
        照れまん先生とmedakaさんの追加のコメントが入ってた!@@!
        ここを開いたままぐずぐずしてたからねぇ・・・^^。

        前言撤か~~い!  炭坑節は止めて 母の句にするぞ~~!~~
        でも、 「fu の俳句は猪突猛進!」 と、Puさんにばれてしまってるから、 今回はまだ出さないよ・・・ って出来てないんだし^^、 せめていい句が落ちてきますように、名月に祈りを捧げてみよう、ウンウン。 

      • 照れまん より:

        fujimさん こんにちはー
        ゆっくり作って下さいね。まだまだ 十分 日時はありますから・・・。
        しかし、今回は 強敵 というか、最強の けんじさんが 軽くジャブ程度で5句作ってますからね。
        私も 気合を入れなければ と思っています。
        ぼつぼつ作らんといけません。
        つき・月・月・月・月、つき~   と、  一休さんの歌しか出てきません。

      • kenji より:

        お疲れ様です。
        私の場合、「いつき組」の影響で、ほとんどインスピレーションで作句していますので、あまり深い意味はありません(笑)出たトコ勝負、のような感じですので難しく考えない方がいいと思います。
        みなさんの作品投稿、楽しみです。

  8. cosmos より:

    おはようございます。
    始まりましたね、秋の「ワイワイ俳句会」
    とっても楽しそうなので、実は私も作ってみたんですよ「桜」の時に。
    迷ってもたもたしてる内に締め切りになってしまって・・
    でも皆さんの句を見て、私のはあまりに幼稚すぎて、
    「投稿しなくてよかった」って思いました。
    やっぱ私には無理、「なるほど」「すごい」と外野席で楽しませていただきます。
    時々照れまんさんが書かれてる句に「まんまやん!」って思う句がありますよね
    これなら見たままを句にすればいいんだから、誰にでもできる。
    と思ったけど、けどけど、それが浮かばないのよね。

    月といえば、子供の頃にみた田舎の月が思い浮かびます。
    50年以上も昔、田舎で街灯もない暗い山道を、キツネが出ないか、
    タヌキが出ないか、と怖くて母にしがみついて家に帰っていた時のこと、
    月明かりで道が青白く浮かびあがっていました。
    「おかあちゃん、月がついてくるで~」と言ったのを覚えています。
    母が何と答えたのか、残念ながら思い出せませんが、
    こんな純粋な心があれば、いっぱい句も浮かんでくるのかな~!

    • 照れまん より:

      cosmos さん こんにちはー
      えーーーっ、桜の俳句 作っていたの!!
      出してくれればいいのに。みんなんで 味わったのに~。
      コスモス さんの俳句をみんなで 酒の肴に ・・・、  そんなことは決してしませんので、大丈夫ですよ。
      月も 是非作って下さい。山の句 や 古都奈良は、 月がぴったり。
      いい句が出来るんじゃあないですか。
      「月がついて来る」 と言う感じは本当に ありますよね。
      初投稿のけんじさんの句に   「乗りかえて乗りかえてなお月が来る」
      都会の電車の乗り換えでしょうね。それでも、月はぴったり 同じところに 付いてくるんですよね。
      よく解る句 ですよね。こんな感じで、コスモスさんも 是非一句 ヨロシク・・・・・☆ 

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